TBS内で性加害 元ジュニアの証言を同局が公表

【モデルプレス=2023/11/26】TBSは26日、公式サイトにて「旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査委員会による報告書」を公表。同局施設内で性被害に遭ったという元ジャニーズJr.の証言を公表した。

【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦

◆TBS内での性被害公表

故ジャニー喜多川氏による性加害問題を発端に「メディアの沈黙」が指摘される中、同局は検証番組や取材の動きと前後して「人権デュー・ディリジェンスを長期にわたり怠ってきた」とし、外部委員を含めた特別調査委員会を設置していた。

報告書内では「調査の過程で『TBSで性加害に遭った』と訴える元ジャニーズJr.の証言を得た」という内容を記載。証言によると、「1983年にTBSホール(当時)で、ジャニーズ事務所の非公開オーディションが行われ、被害を訴える男性は『客席でジャニー喜多川氏の隣に座らされた。そして、オーディションの様子を一緒に見ていた時に、体を触られる性被害を受けた』という」とした。

なお、委員会は当時の状況を知る関係者を探したというが「40年前の出来事で見つけることはできず、詳細については検証できなかった」としている。

◆ジャニーズ事務所、社名変更・新会社設立へ

同事務所は、タレントのマネジメント及び育成業務を完全に撤退して、被害者への補償業務のみを行っていく新社名「SMILE-UP.(スマイルアップ)」を発表。10月17日付けで変更し、補償終了後に廃業予定。

現所属タレントについては、新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動するとし、新エージェント会社の社長は東山、副社長には井ノ原快彦が就任。会社名はファンクラブで公募するとしている。(modelpress編集部)

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