テイラー・スウィフト公演での観客死亡事故 ブラジル運営会社が謝罪「遺族に可能な限りの支援を行う」

【モデルプレス=2023/11/24】米歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)が現地時間17日に開催したワールドツアー「The Eras Tour」のブラジル・リオデジャネイロ公演で、観客の女性が亡くなった事故を受け、現地運営会社「TIME FOR FUN(T4F)」は23日声明文を発表。事故について公式に謝罪した。

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◆テイラー・スウィフト、ブラジル公演での観客急逝

同日リオデジャネイロは今年一番の熱波に襲われ、最高気温は約40度、会場となったニルトン・サントス・スタジアム内の体感温度は約60度を記録。会場では外部からの水の持ち込みが許可されていなかったことなどもあり、体調不良者が続出した。

公演後テイラーは自身のInstagramにて「今夜私のショーの前に1人ファンを亡くしたことを、打ちひしがれた心で伝えます」と観客の1人だったファンが亡くなったことを報告。現地報道によると亡くなったのは23歳の女性アナ・クララ・ベネヴィデスさんで、会場のスタジアムで気を失い、病院に搬送されるも息を引き取ったという。

極度の気温上昇を受け、テイラーは翌18日の公演を急遽20日に延期した。

◆ブラジルの運営会社が謝罪 サンパウロ公演での再発防止策も

ブラジルのライブエンターテイメント会社であるT4Fは、声明内で「イベント会場や病院での医療チームによる迅速な治療やあらゆる努力が行われたにもかかわらず、若いアナ・クララが亡くなったことに、私たちは大きなショックを受けています。私たちはご遺族に可能な限りの支援を行うよう努めており、現在も連絡を取っている代理人弁護士と話し合いを行うよう指示を受けています」と説明。「ご遺族のプライバシーを尊重し、ご遺族と死因究明に取り組んでいる関係当局の両方と協力する意思を強く持っています」とし「リオデジャネイロ公演で最高の体験をすることのできなかったファンの皆様にお詫び申し上げます」と謝罪した。

また24日~26日のサンパウロ公演開催にあたり、スタジアム内の飲料水提供所設置、ペットボトル等の持ち込みの許可、医療チーム等のサポートの強化など、再発防止対策を発表。同週末は雨天で気温は下がる予定だとし「天気予報を注視し、必要に応じてアナウンスを更新する」とした。

また延期された18日公演のチケットを利用できなかった購入者には、払い戻しの対応を行うという。T4F公式SNSでは、同社のセラフィム・アブレウCEOのビデオメッセージも公開されている。(modelpress編集部)

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