インテル、“中盤の要”バレッラと2028年夏までの新契約を締結へ…年俸も増額か

 インテルがイタリア代表MFニコロ・バレッラとの契約延長に向けた動きを見せているようだ。22日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 昨シーズンは就任2年目のシモーネ・インザーギ監督のもとチャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たし、コッパ・イタリア制覇、セリエAで3位という好成績を収めたインテル。迎えた今シーズンもセリエAで開幕からここまで12試合を消化し10勝1分1敗で首位を快走中。また、CLでも2試合を残しグループステージ突破を確定させるなど好調を維持している。

 そんなインテルは、かねてからチームの主軸を担う選手たちとの契約延長に向けた作業に着手。キャプテンを務めるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを筆頭に、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、オランダ代表DFデンゼル・ダンフリース、イタリア代表DFフェデリコ・ディマルコらと交渉を開始したと報じられている。そんななか、クラブは中盤の要として活躍中のバレッラとの新契約締結に向けた動きも加速化させているようだ。

 現在26歳のバレッラはセントラルMFを主戦場とするプレーヤー。カリアリの下部組織出身で2014年夏にトップチーム昇格を果たすと、2019年夏にインテルへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍に移行した。同クラブではここまで公式戦通算203試合に出場し20ゴール45アシストをマーク。在籍5年目の今シーズンもここまでセリエAで12試合、CLで4試合に出場するなど、チームの中心選手として活躍している。

 報道によると、インテルは現行契約が2026年6月末までとなっている同選手に対し、新たに2028年6月末までの契約を提示するべく調整を進めているという。なお、新契約締結に際しては、年俸額も現在の500万ユーロ(約8億円)から600万ユーロ(約9億8000万円)程度へ引き上げられる可能性が高いようだ。早ければ来年1月にも正式発表が行われる見込みと報じられている。

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