負傷回数は“30”越え…プジョル氏の垂訓「ガビよ、急がずに辛抱すること。私はその代償を払ってきた」

 かつてバルセロナとスペイン代表で活躍したカルレス・プジョル氏が、右ひざに重傷を負ったMFガビにアドバイスを送った。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 バルセロナを牽引する19歳の“泥臭いファンタジスタ”にプロキャリア最初の試練が訪れた。スペイン代表として出場した19日のジョージア戦で、右ひざ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷の重傷を負ったガビ。数日以内に手術を実施する予定で、現時点では公に全治は発表されていないものの、少なくとも8カ月以上の戦線離脱が見込まれている。そのため、今シーズンはおろか、来夏に控えるEURO2024とパリ・オリンピックも絶望的な状況だ。

 そのなか、ラ・マシア育ちでバルセロナとスペイン代表で活躍したプジョル氏が、同じ出自のガビに対して教訓を垂れた。同選手の“先輩”にあたるプジョル氏は「あいにく、私もかなり経験をしてきた」としつつ、「ガビは必ず復帰するよ。それも完璧な状態で戻ってくると確信している。とても若いから、すべての回復がずっと早いだろう。アドバイスは、決して急がず、最初の数週間、数か月間は辛抱すること…まったく忍耐力のない自分が言うことではないけど、私はその代償を払ってきた」と語っている。

 身長178cmとディフェンダーとしては小柄な選手だが、闘志や献身性といったファイタースタイルを持ち味としたプジョル氏。一方で、現役時代の負傷回数は『30』を超えるなど、バルセロナの“永遠のカピタン”はまさに満身創痍だった。

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