異形の「超高機能な飛行機」ボーイング傘下が設計へ ルックスこそ「激速」、でも目的は別のところに

見た目ほど速くはありません、が…。

垂直離着陸と450ノットの巡航を両立

 国防高等研究計画局(DARPA)などが研究を進める、VTOL機(垂直離着陸機)開発プロジェクト「X-Plane」。ボーイング、同社傘下のオーロラ・フライト・サイエンスなどが、この機の設計・製造を行います。斬新なコンセプトを持つこの機は、今後42か月以内に試験機の初飛行を目指します。

「X-Plane」は胴体と翼が一体となり、さらに推進装置が胴体の中に組み込まれた「ファンインウィング」を設計の特徴とします。この機は翼内推進装置に近接するリフトファンを用いて垂直離着陸を実施するとのこと。この設計の採用で、垂直離着陸とジェット旅客機レベルの約833km/h(450ノット)の高速飛行を両立するとしています。 オーロラは「X-Plane」を軍用機として使用することを前提に設計しているとのことで、「高速で垂直飛行ができる混合翼航空機は、優れた柔軟性と運用性能を提供することを実証するでしょう」とコメントしています。

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