プレミア4クラブがクヴァラツヘリアにスカウトを派遣か…9月にはナポリが契約延長交渉を否定

 ナポリに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアに、複数のクラブが関心を寄せているようだ。20日、イギリスメディア『90min』が伝えている。

 現在22歳のクヴァラツヘリアは、母国であるジョージアのディナモ・トビリシの下部組織出身で、2017年にトップチームデビューを果たす。その後はジョージアやロシアのクラブを渡り歩き、2022年夏にナポリへと完全移籍で加入。移籍初年度から主力に定着すると、昨シーズンはリーグ戦34試合出場で12ゴール13アシストを記録し、33年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献した。迎えた今シーズンも、ここまでリーグ戦11試合に出場し3ゴール3アシストをマークしている。

 19日に行われたEURO2024予選・グループA第10節のスペイン戦では、1-3で敗れたものの、ジョージアで唯一の得点を挙げたクヴァラツヘリア。同メディアによると、チェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルの4クラブが同選手の視察のため、スペイン戦にスカウトを派遣した模様。情報筋がクヴァラツヘリアへの強い関心を認めたと報じた。

 ナポリと同選手の現行契約は2027年までとなっており、9月にはナポリ側が契約延長に向けた交渉を、「これは“でたらめ”だ」と完全否定したことで、退団の可能性が浮上していたクヴァラツヘリアだが、一方で『90min』は、「12カ月延長することについて交渉中であり、同時に大幅な昇給も与えられている」と報じている。

 また、加えて「ナポリが1年以内に最も貴重な資産2つを放出することを許すつもりはない」とも主張。かねてよりビッグクラブからの関心が噂されるナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの退団が、最も可能性の高い選択肢だと指摘し、クヴァラツヘリアがあと1年は残留するという見解を示した。

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