ファーガソン氏が馬主としての一面を明かす…「亡き妻が生きていたら金額を知って発狂しただろう」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を務めたアレックス・ファーガソン氏が、馬主としての一面を明かした。20日、イギリス『ギャンブリング・ゾーン』のインタビュー内で語っている。

 現在81歳のファーガソン氏は、1986年にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任。1998-99シーズンは3冠(プレミアリーグ・FAカップ・チャンピオンズリーグ)を達成するなど、同クラブに38個のタイトルをもたらし、2013年をもって指揮官から退任した。

 そんなファーガソン氏だが、監督退任後は競馬の世界に大金を投じている模様。『ギャンブリング・ゾーン』のインタビューに応じた同氏は、「私が子供の頃、父が馬を好きだったことがすべての始まりだ。それがルーツなんだ」と幼少期より競馬に対して興味を持っていたと述べ、「全部で32頭を所持している」と馬主としての一面を公表している。

 また、「先週、2頭買ったんだ。フランスとアイルランドからだ」と明かしつつ、「今は安くは買えない。フランスの馬に45万ポンド(約8400万円)、アイルランドの馬に20万ポンド(約3700万円)払った。つまり65万ポンド(約1億2000万円)の高額な小切手を書かなければならなかった。息子のひとりからは『何してるの?』と言われた」と衝撃の金額を告白した。

 さらに、「亡き妻が生きていたら、金額を知って発狂しただろう」と10月初めに84歳で亡くなった妻の声を代弁し、「このプロジェクトを始めた当時、私は大きな解放感を得たと言わざるを得ない」と競馬の世界に染まった様子を回想している。 

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