町田啓太、酸欠状態での過酷撮影の裏側 挑戦し続ける理由明かす

【モデルプレス=2023/11/21】俳優の町田啓太が21日、NHKにて開催された「オンラインメディア説明会(コンテンツ制作について)」にゲストとして出席。町田が出演している同局教養番組「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」(毎週金曜よる11時15分~)の伊藤プロデューサーとともに番組制作についてや裏話を語った。

【写真】町田啓太、アダルトな魅力放つ

◆町田啓太、“10分間で5000字”のセリフに驚き

放送開始から1年半を経た率直な感想を聞かれた町田は「大変です」と即答。「情報社会になってきていて、情報が溢れ、簡単にネットにアクセスでき、個人が情報を拾いやすくなってきている。情報を15分間に詰め込めるだけ詰め込んで伝えなくてはいけないため、量が多くなってくる。高速にしゃべらないといけない」と説明し、「1日に3本撮りをしていて、息継ぎが困難になって酸欠に…。酷い日には1行言うほどに『ちょっとまってください…』となる時もある」と過酷な撮影を振り返った。

一方で「やりがいもある。僕自身も今『これがしたい』という内容になっているので、すごく勉強になっている」とも告白。取材会中には過去の放送回のVTRを改めて見ながら「何文字ぐらいしゃべったんだろう(笑)」と苦笑い。「色んな世代の方から見ていると声が届く。有識者の先生からも見ていると声が届いて、世代関係なく知りたい情報が詰まっていて、挑戦、挑戦の日々を過ごしている」としみじみと語った。これを受け、伊藤プロデューサーは「(これまで)35本の収録で17万字をしゃべってもらっている。10分程度で5000字ほど」と具体的な数字を口にし、町田は驚きの表情を浮かべていた。

同番組へのこだわりについて「最近は2倍速、それ以上で見る人が多い人がいる中で、これだけの速度と15分という長さで伝わらないといけない」と告白。「視覚でも楽しんでもらい、割りと情報はたくさんあるが、拾いやすくしているところも魅力なのでは」と分析し、同番組のドラマパートではコントのような導入部分があり、「台本はほぼほぼ無視しながらオリジナリティを出してやっている」と語った。

また、GENERATIONSの関口メンディーが町田の弟役として出演した放送回についての話題では「メンディーから連絡がきてびっくりした」とコメント。「『兄弟役だから色々やってみようよ』と話して、前日から色々と画策をして、(本番で)色々と採用をしてもらって楽しくやりました」と振り返った。

◆町田啓太、体調管理を意識

また、同番組について「楽しさの部分が見えにくい部分もあるが、ドラマパート部分ではふざけながら、くだけて(演じている)。それが僕はすごく助かっている。ドラマパートからプレゼンパートを撮影しているので、ドラマパートでいかに気を楽にして臨むか」とコメント。「毎回テーマごとに特徴があって、ストーリー仕立てになっているので、流れを自分の中に落とし込みストーリーを語れるように語り手ではないがそれぐらいの気持ちで内容を理解している」と撮影に臨む心境を吐露した。

「色々なコンディションの中で臨んでいて、ムラがあると思うんですけどそれも楽しんでもらえれば。AIじゃなく生身の人間がやっているんだぞっていう」と自身の体調管理についても切り出した町田。「体調管理を意識するようになった。睡眠を取らないと舌が回らない。収録前日は睡眠の質をできるだけ高めている。酸素ボンベを試してみたりとか(笑)。消化にいいもので腸内環境を良くした方が良いと思い、魚など消化に良いもの、のどを潤す油なども取り入れてみたりとか、めちゃくちゃ気にしてます」と体調との向き合い方について語った。

◆町田啓太、教養番組へ出演への心境明かす

教養番組へ出演オファーがあった時の心境については「『教養番組は僕でいいのか?』と思った」と回答。「だいぶ、体育会系で生きてきたけど、教養番組でたくさん知って勉強できたらと思って。周りに勤勉な方が多くいるので学ばないといけないと思っていたし、この仕事を初めて勉強しないといけないと改めて思うことが多々あるので、視聴者の方と楽しみながらできたら」と答えた。

同番組へは、売れない漫画家の役柄として出演している町田。役作りについては「自分の思いが先走りすぎて、テーマを伝えたいだけの思いで臨んでいる人、思いの強さだけで話している人が僕の周りにもいて、ちょっと参考にしながら」と早口で熱量の高い人物を熱演していることを明かした。さらに、伊藤プロデューサーは、町田が“土質オタク”を演じていた映画での熱演ぶりを見て、出演をオファーしたと告白。これに町田は「嬉しいですね。この映画でも自分のセリフだけで5~6ページあって、挑戦したいと思って引き受けた。声のお仕事が好きで色々と挑戦させてもらっているんですが、普段はゆったりとしゃべっていて、(役の)イメージってやっぱりすごいなと思いながも、今回もすごく良い機会だなと思い、いま現在も挑戦させてもらっている」と笑顔を見せた。

今後、学びたいテーマとしては「推し活」だという。「かなりライフワークになっていてどういう経緯でとか調べていったら面白んじゃないか」と期待を寄せていた。

◆町田啓太が丸裸に?「ファミリーヒストリー」へも出演

また、取材会では同番組との縁で、同局にて24日放送の「ファミリーヒストリー」への出演が実現したとの話題に。兼ねてより好きな番組で出演を願っていたといい、「『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』の役でも複雑な家庭環境にいるんですが、演じる人物のバックボーンが気になる人間なのですが、自分のことって全く知らないなと思っていたところ出演が実現したという経緯」と話した。

実際の収録を経て、町田は「こんなに調べられるんだって怖くなった。各仕事できないなって(笑)。琴線に触れるところもありますし、(番組で見たものを)自分が役者としてアウトプットできるようになったらと本当に良い時間をもらった」とコメント。「丸裸になったのも僕は僕なので、知ってもらって、これをきっかけに自分のルーツを知ったり、家族との会話のきっかけにもなったら。両親も普通に出てくるのでビビってはいますが、温かく見守ってくれるのではと思っている」と視聴者へ呼びかけていた。

◆町田啓太出演「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」

NHK総合にて、2022年4月8日から「若年層ターゲットゾーン」枠にてレギュラー版が放送されているテレビドラマ風の教養番組。2023年4月8日からはNHK Eテレでもレギュラー版の放送(土曜よる8時30分~8時45分)がスタートした。

今とても気になるけど複雑な社会事象を町田の魅力あふれる一人語りのプレゼンドラマとマンガやCGを駆使した斬新な映像のコラボで解説。圧倒的なスピード感とわかりやすさで20~30代視聴者の心を掴む、新たな形の社会情報エンターテインメント番組となっている。(modelpress編集部)

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