アーセナルがバレンシアの若手CB獲得に乗り出す? 英国のEU離脱で過去に獲得を断念した逸材

 バレンシアに所属するU-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロウスキに、アーセナルが関心を寄せているようだ。17日、スペイン紙『アス』などが伝えている。

 現在18歳のヤレク・ガシオロウスキは、バレンシアの下部組織出身で、先月7日のマジョルカ戦でトップチームデビューを果たしたばかり。U-19スペイン代表にも選出されており、15日に行われたU-19欧州選手権の予選であるモルドバ戦では、センターバックながらハットトリックを達成し、5-0の大勝に貢献した。

 リザーブチームでプレーする以前からザルツブルクが資金を投じて獲得に動くなど、幼い頃より将来を嘱望されてきたヤレク・ガシオロウスキ。同紙によると、アーセナルも同選手に継続的な関心を寄せ続けていたものの、イギリスがEUを離脱して以降、イングランドのクラブは18歳未満の選手と契約することができなくなったため、獲得が先送りとされてきたが、1月にヤレク・ガシオロウスキが18歳になったため、再び獲得に乗り出す可能性があるという。

 報道では、ヤレク・ガシオロウスキとバレンシアの現行契約が2025年6月までとなっており、クラブ側が2年間の延長オプションを保持していると説明。移籍金は2000万ユーロ(約33億円)としながら、正式にトップチームの一員となった場合は、「金額が跳ね上がる」と伝えている。

 また、イギリス紙『デイリー・メール』は、アーセナルに所属するオランダ代表DFユリエン・ティンバーとイングランド代表DFベン・ホワイトの負傷離脱が、ヤレク・ガシオロウスキ獲得に拍車をかけると指摘。指揮官を務めるミケル・アルテタ監督も同選手を高く評価していると報じた。

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