【モデルプレス＝2023/11/19】米歌手テイラー・スウィフト（Taylor Swift）が、現地時間18日に開催予定だったワールドツアー「The Eras Tour」のブラジル・リオデジャネイロ公演を、20日に延期することを発表した。
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◆テイラー・スウィフト、熱波で公演延期を急遽決定
テイラーは開演の数時間前にInstagramストーリーを急遽更新し「スタジアムの楽屋でこれを書いています。リオの極度な気温のため、今夜のショーを延期することを決定しました」と報告。「いつでも私のファン、パフォーマー、クルーの安全と健康を第一に考えなければなりません」とつづった。リオデジャネイロ公演は17～19日の3日間予定されており、19日の公演が予定通り開催されるかは分かっていない。
◆17日公演で体調不良者相次ぐ
今週末ブラジルでは熱波に見舞われ、リオデジャネイロでも40度に近い猛暑を記録。会場のスタジアム内では換気口が閉められていたこともあり、17日の公演時観客の体感温度は約60度に達していたとも報じられている。ブラジルメディアは消防士の言葉として、約1000人が体調不良を訴えたと伝えている。
◆女性ファン1人が急逝
また17日の公演後、テイラーはInstagramにて「今夜私のショーの前に1人ファンを亡くしたことを、打ちひしがれた心で伝えます」と観客の1人だったファンが亡くなったことを報告。現地報道によると亡くなったのは23歳の女性ファンで、会場のスタジアムで気を失い、病院に搬送されるも息を引き取ったという。
同日の公演ではテイラー自身も楽曲の途中で観客に水を渡すなど、ファンを気遣っていたことが報告されている。17日の公演で体調不良者が続出したことを受け、会場側はセキュリティー対策等で禁止していた水の持ち込みを残りの公演で許可することを決定したという。（modelpress編集部）
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