松下洸平・渡邊圭祐ら、吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」第7次出演者発表 相関図公開

【モデルプレス=2023/11/17】女優の吉高由里子が主演を務める2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」の第7次出演者として、俳優の松下洸平、渡邊圭祐らが出演することが決定。相関図も公開された。

【写真】松下洸平、吉高由里子をハグ

◆吉高由里子主演「光る君へ」

同作の物語は平安時代。壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。

◆松下洸平・渡邊圭祐ら、第7次出演者発表

このたび、第7次出演者が発表され、居貞親王で冷泉天皇の皇子・三条天皇(さんじょうてんのう)を木村達成、道長の一回り年長の公卿・藤原顕光(ふじわらのあきみつ)を宮川一朗太(※)、道長の嫡男・藤原頼通(ふじわらのよりみち)を渡邊圭祐(※)、宋の商人・朱仁聡(ヂュレンツォン)を浩歌(ハオゴー)(※)、宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)を松下洸平(※)が演じることが決定した(※は大河ドラマ初出演)。(modelpress編集部)

◆六十七代・三条天皇(さんじょうてんのう)役/木村達成

居貞親王。冷泉天皇の皇子。いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮(皇太子)として二十年以上を過ごす。叔父である道長の次女・妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執は深まる。

<コメント>

・演じる人物の印象と意気込み

歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、台詞から想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通した時に何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです。

・大河ドラマ出演歴・思い出など

「青天を衝け」

舞台でご一緒した吉沢亮さんはじめ、同じ世代の俳優さんたちとたくさんお話ができ、刺激を受けることができました。真冬のロケが初めてのシーンでしたが、素足で凍えたことも、今となってはいい思い出です。

◆天皇の側近・藤原顕光(ふじわらのあきみつ)役/宮川一朗太

道長の一回り年長の公卿。儀式での失敗など、その無能ぶりはしばしば嘲笑されていた。しかし、競争相手である公卿たちが早く亡くなったことで、政治の中枢に残り、道長の政権下においてナンバーツーの座につく。

<コメント>

・演じる人物の印象と意気込み

僕が演じる藤原顕光。恥ずかしながらよく知らず、調べてみたところ…「無能者」「仕事のできない男」として歴史に名を残しているじゃありませんか!いやもうビックリですよ。でも、どう演じようか、逆に燃えてきましたね。

40年も政権内にいられた、顕光なりの魅力、信念があるはず。それでも失敗してしまう姿や道長との関係がどう描かれるのか、僕も楽しみです。観ている皆さんを呆れさせ、イラつかせられるよう、精一杯頑張ります(笑)!

・大河ドラマ出演歴・思い出など

役者生活40年になりますが、実は初大河なんです。ずっと出たいと思っていたので、まさに念願叶いました!それが「仕事できない男」というのは何とも複雑ですが…(笑)。でも、すっごく嬉しかったですよ!

◆道長の嫡男・藤原頼通(ふじわらのよりみち)役/渡邊圭祐

道長の嫡男。権力者の父のもと、若くして出世していく。しかし政治に興味がなく、父には尊敬と反発の複雑な思いを抱き続ける。のちに宇治に平等院を造営する。

<コメント>

・演じる人物の印象と意気込み

忠義に溢れながら、父である道長の助言すら意に介さず押し切ってしまうほどの純粋な愛情にも溢れる男性であると思っています。そのような男性を演じることに喜びと責任を感じています。父である道長の影響を良くも悪くも受けた頼通を、丁寧に1000年前の空気を目一杯纏いながら演じられるよう努力したいと思います。

・大河ドラマ出演歴・思い出など

あの大河に。嬉しい限りです。もはや国民の皆様が楽しみにしていると言っても過言ではない大河ドラマで演じるプレッシャーに押し潰されないくらい楽しみたいと思っています。

◆宋の商人・朱仁聡(ヂュレンツォン)役/浩歌(ハオゴー)

宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷から、ある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる。

<コメント>

・演じる人物の印象と意気込み

この度は「光る君へ」の出演が決まり非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。演じさせていただく朱仁聡はある目的をもって、宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する”“信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆様にも好感を与える人物なのではと感じております。

・大河ドラマ出演歴・思い出など

私は中国で23年間役者をやってきました。その中にも互いに信用するという思いが大事でした。私にとっての誇りは日本人として、日本人の心と中国人の心を理解している部分です。その誇りを胸に今回の北宋の商人・朱仁総をしっかり演じていければという気持ちです。

◆宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)役/松下洸平

朱仁聡らとともに越前にやってきた、宋の見習い医師。まひろに宋のことばを教えてくれ、2人は親しくなっていく。優しく穏やかだが、どこか謎めいたところがある男。

<コメント>

・演じる人物の印象と意気込み

周明は宋で医師を志す青年です。口数は多くないですが、使命感の強い芯のあるキャラクターだと思いました。史実にはいないオリジナルの役ということもあり、監督や共演者の皆様と、芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています。吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです。

・大河ドラマ出演歴・思い出など

エンターテインメントが詰まっていて、歴史に詳しくなくても夢中になって見てしまうドラマです。長きに渡り日本中に愛され続けている大河ドラマに初めて出演させて頂けること、光栄に思っています。

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