【モデルプレス＝2023/11/15】9月29日に開業した世界最大級とされる音楽専用アリーナ「Kアリーナ横浜」側は14日、問題視されていた公演後の退場について、公式サイトにて謝罪。今後の対策について説明した。
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◆Kアリーナ横浜、退場時の出場規制について謝罪・報告
公式サイトでは「Kアリーナ横浜の退場に際し、歩道上の安全や雑踏事故防止の観点から歩道へ出る箇所への出場規制を行うことにより大変時間を要し、ご来場の皆様に大変ご迷惑をお掛けしていることをお詫び申し上げます」と謝罪。
「加えて、当施設でのライブ・コンサートの余韻を楽しむべき退場時に、ご来場の皆様がご不快な思いをしていること慚愧に堪えません。また、近隣住民の皆様や近隣施設をご利用の方にも一時的に歩道が通行しづらくなる等のご迷惑をおかけしていることを重ねてお詫び申し上げます」と詫びた。
また「開業以降、歩道上の誘導員の不足やみなとみらい歩道橋手前での滞留について、多くの皆様からご指摘をいただいており、逐次、誘導員の追加や誘導方法について改善を行ってまいりました」とし「今後、比較的混雑の少ないみなとみらい駅方面へのルート案内や横浜駅までの複数のルート案内など、イベント主催者と連携し安全で円滑な退場ルートへの案内に努めてまいります」と明らかにした。
◆「高島水際線デッキ」完成まであと1年程度
さらに「現在、当施設を含む周辺エリアは、横浜市によって観光・エンターテイメントを軸とした賑わいのある街づくりが進められており、これによる横浜駅からの来街者の増加に対応すべく、横浜市が（仮称）高島水際線デッキを整備しております」と説明。新設デッキが完成すると、横浜駅方面へのルートが新たに確保できることになるため「早期供用開始等について、横浜市と協議・調整を重ねております」とするも「横浜市によりますと、新設デッキの完成まであと1年程度を要するとのことです」と報告した。
Kアリーナ横浜側は「ご来場いただいた方々やこれからご来場いただく予定の方から、ご不安や改善のお声を頂戴していることを真摯に受け止め、今後も当施設の運営改善に取り組んでまいりますので、ご理解のほどお願いいたします」と呼び掛けている。
Kアリーナ横浜ではこれまでにKing ＆ Prince等の公演が開催されたが、終演後最寄り駅までの混雑を問題視する声が上がっていた。同会場では15日～16日にIVE、18日～19日にゆず、22日～23日に音楽アワード「MTV VMAJ 2023」、25日～26日に音楽イベント「Neighbors Con」、「しぐなるぜろ -Signal Zero-」、29日～30日にINI等の公演が予定されている。（modelpress編集部）
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