ロドリゴ、今季から担う新たな役割に言及「ストライカーとしてプレーするのは難しい」

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴが、自身やチームについて語った。14日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 2019年からレアル・マドリードに所属する現在22歳のロドリゴは、ここまでリーグ戦13試合出場3ゴール3アシストを記録し、チームの中心として活躍を見せている。しかしながらFWカリム・ベンゼマの退団やMFジュード・ベリンガムの加入などを踏まえてカルロ・アンチェロッティ監督が取り入れているシステムの順応には、苦戦していたようだ。以下のように語った。

「新しいポジションでプレーするのは難しかった。今では監督が僕をウイングのポジションに行く自由をより与えてくれるようになり、もう少し自由にプレーできるようになっている。それでもストライカーとしてプレーするのは難しいね。でも監督ができると考えているのなら、僕は彼を信頼して続けたいと思っているよ」

 ただ、同選手はその適応力を見せながらも希望するポジションを聞かれた際には「プレーメーカーもしくはウイングがいいね」と答えると、「“9番”の役割が好きではないんだ。もちろん今の僕にとっては役割であり名誉でもあるが、自分の特性はそれに適していないと思う。ゴールに背を向けてプレーするのが好きではないからね」と正直な胸の内を明かすも、「監督もそれを知っているが、僕は彼とチームのために担っている。彼を信じているからね。今は何も問題ないよ」とアンチェロッティ監督の存在も含めて語った。

 そして今シーズン開幕前にドルトムントから加入して活躍を見せているベリンガムについては「彼とは非常に良好な関係にある。彼はあまりスペイン語を話さないし、僕も少ししか英語を話さないけどね」とコメント。共に前線で攻撃を牽引するチームメイトとの関係性を示した。

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