同僚ヤマルを無視?…レヴァンドフスキが“握手騒動”について言及「完全な事故だった」

 バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、スペイン代表FWラミン・ヤマルとの“握手拒否”騒動について言及した。13日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第13節が現地時間12日に行われ、バルセロナはアラベスを本拠地に迎えた。開始からわずか18秒で先制点を献上したホームチームだったが、53分にジュール・クンデのクロスにレヴァンドフスキが頭で合わせ試合は振り出しに。78分にはフェラン・トーレスが獲得したPKをレヴァンドフスキが冷静に沈め、2-1の逆転勝利を飾った。

 この試合で注目を集めているのが1-1で迎えた72分のシーン。右サイドの敵陣深くでボールを受けたヤマルが巧みなカットインでボックス内へ侵入し、そのまま左足を強振するも相手GKの好セーブに阻まれる。ヤマルはその後、ボックス内でパスを要求していたレヴァンドフスキの元へ向かい右手を差し出すも、35歳のポーランド代表ストライカーはこれに反応を示さず。結果的にヤマルを無視した形となっていた。

 EURO2024予選の2試合に向けてポーランド代表に合流したレヴァンドフスキは、ヤマルとの一件について言及。「正直に言うと、あれは完全な事故だったんだ。だからコメントすることはあまりない。彼との関係性に関して言えば、僕はこの試合で何度も彼を助け、アドバイスも送った。ピッチ上で何かを言ったり叫んだりすることもあるが。それは普通のことだ。全ての状況はアクシデントだったんだよ」とコメントし、“握手無視”は意図的な行動ではなく、16歳の“神童”との関係性に何ら問題がないことを強調した。

 自身の負傷やチームパフォーマンス低下の影響もあり、9月下旬に行われたラ・リーガ第6節セルタ戦以降ゴールから遠ざかっていたレヴァンドフスキ。久々にネットを揺らしたアラベス戦について振り返りつつ、今後のさらなる活躍へ向けた意気込みを次のように示している。

「コンディション面に関して言えば、アラベス戦は調子が良かった。ピッチ上での自信もまったく違うものだったよ。特にここ数試合はあまりチャンスがなかったが、ゴールは常に心の平安とモチベーションを与えてくれる。これからは定期的にゴールを決めて、チャンスを掴めるように願っているよ」

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