元スペイン代表MFセスク氏、コモの暫定指揮官に就任!…セリエBで監督デビューへ

 セリエBに所属するコモは13日、元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏が暫定監督に就任したことを発表した。

 今シーズンのセリエBでここまで12試合を消化し、6勝3分3敗・勝ち点「21」の暫定6位につけているコモ。現時点ではセリエA昇格圏内につけているものの、クラブは昨年9月から指揮を執っていたモレノ・ロンゴ監督を突如解任。U-19チームを率いていたセスク氏を暫定指揮官に据え、後任探しに着手することを発表した。

 新監督が決定するまでの“繋ぎ役”に任命された形となったセスク氏は、現地時間15日水曜日のトレーニングからトップチームの指揮を執るとのこと。初陣はインターナショナルウィーク明けの25日に控えるセリエB第14節のフェラルピサロ戦になると見られている。

 現在36歳のセスク氏は現役時代にアーセナルやバルセロナ、チェルシー、モナコなどで活躍。いずれのクラブでも中盤の主軸として活躍し、キャリア通算で14個ものタイトルを獲得した。また、2006年3月にデビューを飾ったスペイン代表では、国際Aマッチ通算110試合に出場し15ゴール36アシストを記録。長らく「10番」を背負い、FIFAワールドカップ南アフリカ2010での優勝や、2度のEURO制覇に大きく貢献した。2022年夏にコモに加入し、1シーズンのプレーを経て今年7月に現役を退いていた。

 なお、ロンゴ監督解任の理由については明かされておらず、オーナーシップグループの代表を務めるミルワン・スワルソ氏はクラブ公式サイトを通じて「モレノ・ロンゴのハードワークと献身、昨シーズンの困難な時期を乗り越えたチーム管理に感謝している。しかし、我々はコモのファンだけでなくそれ以外の人々にも大きな楽しみと感動を与えるための新たな道へ進みたいと考えている」とのみ発表している。

externallink関連リンク

●元スペイン代表MFセスクが現役引退…20年間で合計17タイトル獲得「忘れられない旅だった」●“ピザゲート”の犯人、「本当にバルサに居た?」発言…セスク・ファブレガスの裏エピソードを紹介●日本代表、史上初の元日決戦は「TOYO TIRES CUP 2024」として開催!…キックオフは14時予定●激化する“左SB争い”…ジンチェンコ、冨安健洋との競争を歓迎「間違いなくポジティブな兆候」●同僚ヤマルを無視?…レヴァンドフスキが“握手騒動”について言及「完全な事故だった」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)