遠藤航は退場になるべきだった? ブレントフォード指揮官「この時代では明確にレッド」

 ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航は退場になるべきだったと主張した。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第12節が12日に行われ、ブレントフォードはリヴァプールと対戦。39分にモハメド・サラーに先制点を許すと、62分にもサラーに追加点を奪われたほか、74分にはディオゴ・ジョッタにダメ押しゴールを決められ、0-3で敗れた。遠藤はこの試合プレミアリーグで初のフル出場を果たしている。

 しかし、この試合注目が集まったのは54分の場面。ピッチ中央付近で遠藤がボールを受け、持ち運ぼうとしたところコントロールが乱れ、ボールを奪おうとしたクリスティアン・ノアゴールと衝突した。プレーはそのまま流されたものの、遠藤の足裏がノアゴールの足に当たっていたことから、レッドカードの対象になるかVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認が入る事態に。最終的にはお咎めなく終わったものの、物議を醸す判定となった。

 試合後、この場面について聞かれたフランク監督は「あれは明らかにフリーキックであり、ピッチ上では少なくともイエローカードが提示されるべきだった。これらの状況はレッドカードではないと思う」と語った一方で、VARが導入された現在は違う判定になるべきだったとの見解を示した。

「しかし、VARがある世界ではスローモーションがあり、それを止めて見ると、彼は明らかにボールを越えて行っていて、ノアゴールの足に力がかかりすぎてしまっていると思う。そうなれば、(マーカス・)ラッシュフォードのがレッドで、カーティス・ジョーンズのがレッドで、ジョシュ・ダシルヴァのがレッドなら、これも明確なレッドカードだと思う」

「私はどれもそうではないと思うが、どうやらこの時代ではそれは明確なレッドカードになる。その一貫性を保ってほしい」

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