チェルシーと計8点の乱打戦に…ペップ「プレミアのいい広告になった」

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チェルシー戦を振り返った。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第12節が12日に行われ、マンチェスター・シティはチェルシーと対戦。25分にアーリング・ハーランドのPK弾で先制すると、29分と37分に失点して逆転を許したものの、45+1分にマヌエル・アカンジが同点弾を決め、試合を振り出しに。後半開始早々の47分にハーランドが勝ち越しゴールを挙げると、67分に追いつかれたものの、86分にロドリのミドルシュートが相手DF当たってネットを揺らし、再び勝ち越しに成功。しかし、90+5分にPKから追いつかれ、4-4のドローに終わった。

 データサイト『OPTA』によると、プレミアリーグの試合で4-4のドローに終わったのは2009年4月のリヴァプール対アーセナル戦以来、約14年ぶり。なお、グアルディオラ監督にとっては監督キャリア882試合目にして初めて1試合で4得点と4失点を同時に記録した試合になったという。

 白熱したシーソーゲームを終えたグアルディオラ監督は「面白い試合だったし、プレミアリーグにとっていい広告になったと思う。両チームが勝利を目指していた。違うような感じになるとは予想していなかった。チェルシーは素晴らしいチームで、素晴らしい選手がいるからね」と語りながら、次のように続けた。

「彼らが素晴らしい相手に対して常にいいプレーをしていることは知っていた。試合はコントロールが難しく、コール・パルマーやミハイロ・ムドリクといったクオリティーも持っていた。選手たちは走り、ドリブルを仕掛けてくるので、試合をコントロールすることが難しかった。彼らはとても攻撃的だった」

「接戦だったと思うが、公平な結果だと思う。チームを祝福する。チャンピオンズリーグを突破したし、これから休息に入り、みんなが(代表から)帰って来たらまた進むだけだ」

 また、イギリスメディア『スカイスポーツ』でもグアルディオラ監督は「僅差で妥当な結果だと思う」とパフォーマンスには不満がないことを強調しつつ、現在10位に位置しているものの、上位につけているチームよりもチェルシーの方が強敵だったことを明かした。

「(中盤の争いは)チェスのようだった。彼らにはエンソ(・フェルナンデス)、(コナー・)ギャラガー、(モイセス・)カイセドがいて、とても危険だった。リヴァプールはそれができないし、彼らはアーセナルよりもはるかに優れていた」

「チェルシーだよ。彼らにはスピードとフィジカルがあり、ベンチも素晴らしい。私たちはリーグ首位でインターナショナルブレイクに入るが、アーセナルに負けた後にそんなことは予想もしていなかった。次の試合も本当に厳しいものになると思うよ」

 インターナショナルブレイク終了後、マンチェスター・シティは次節、25日にホームで2位に浮上したリヴァプールと対戦する。

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