<ネッドバンク・ゴルフチャレンジ 最終日◇12日◇ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)◇7819ヤード・パー72>
今季のDPワールド(欧州)ツアーは残り2戦。南アフリカで開催されているポイントランキング60位以内と招待選手によるエリート大会は、全日程が終了。トータル13アンダー・単独トップで最終日をスタートしたマックス・ホーマ(米国)が、トータル19アンダーまで伸ばして逃げ切り、欧州ツアー初優勝を挙げた。
4打差のトータル15アンダー・2位はニコライ・ホイガード、トータル14アンダー・3位にはトービヨン・オルセン(ともにデンマーク)で続いた。また、ジャスティン・トーマス(米国)が「66」と伸ばしてトータル12アンダーで4位、前年覇者のトミー・フリートウッド(イングランド)はトータル7アンダーで12位タイに入っている。
9月の「カズー・フランスオープン」で欧州ツアー初優勝を挙げ、ポイントランキング14位で今大会を迎えた21歳の久常涼は、2バーディ・2ボギーの「72」と伸ばせず。トータル9アンダーは単独9位で大会を終えている。ポイントレースでは15位に順位を下げて、次週はUAEで行われるシーズン最終戦「DPワールド ツアー選手権」に出場する。
欧州ツアーのポイントレース上位10人以内(すでにツアーカードを保持している者を除く)で終えると、来季の米PGAツアーの出場権を得られる。久常は現在9番手につけており、このままいけば来年は松山英樹のいる米ツアーで戦うことになりそうだ。