セルヒオ・ラモス、“セビージャ・ダービー”出場に黄信号か…筋肉系トラブル再発で直近3試合欠場中

 セビリアの街を二分する“エル・グラン・デビル(セビージャ・ダービー)”を今週末に控えるセビージャだが、負傷離脱中のDFセルヒオ・ラモスの出場は複雑を極めているようだ。9日、スペインメディア『Relevo』が報じている。

 今夏に様々な思いを抱えながら、18年ぶりとなるセビージャ復帰を果たしたセルヒオ・ラモス。ここ数シーズンはケガに悩まされ、全盛期に比べればパフォーマンスにも翳りが差しているが、出場した公式戦7試合では経験から基づく予測や老獪さで、チームを後方から支えていた。

 しかしながら、今シーズン最初の“セビージャ・ダービー”への出場に黄信号が灯っているようだ。『Relevo』によると、ベティス戦まで72時間を切った段階でも負傷箇所の問題は解消されていないとのこと。同選手は先月28日に行われたカディス戦で右足ヒラメ筋を痛めると、それ以降に行われた公式戦全3試合を欠場。これまでの報道では、ベティス戦に照準を合わせていることが明らかになっていた。

 一方で『Relevo』は、単なる試合ではないことから、セルヒオ・ラモスの欠場が確定したとも考えられないと指摘。理由としては、今週末のベティス戦を最後に代表ウィークに突入するため、次節まで約2週間の回復期間があることが大きい。また、今回の負傷箇所とはレアル・マドリード、パリ・サンジェルマン在籍時代からの付き合いで、選手本人がどのようなケガなのかを熟知しているという。そのような点も踏まえ、現時点での経過は良くないものの、最後まで出場に向けた努力を続けるだろうと伝えている。

 ディエゴ・アロンソ新監督就任以降の公式戦6試合で1勝3分2敗とチーム状態は上向かないセビージャ。そのなかで迎える“セビージャ・ダービー”だが、逆境での勝負強さに定評があるセルヒオ・ラモスは自身のケガを乗り越え、そして苦しむチームを助けることになるのだろうか。

externallink関連リンク

●セルヒオ・ラモスが望んだ亡き友への“恩返し”…セビージャでの年俸は今夏提示された最高額の20分の1●18年ぶりのセビージャ復帰! セルヒオ・ラモスが告白「死ぬ前に愛するクラブで何かを勝ち取りたい」●アトレティコがシメオネ監督と契約延長! 2027年夏までで最大15年の長期政権に●レアル、バルベルデとも契約を延長! ヴィニシウス、ロドリゴ、カマヴィンガに続き4人目●夢はまだ覚めない…再び首位浮上のジローナ、序盤戦のペースは“ミラクル・レスター”越え!
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)