
<ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン 初日◇9日◇ペリカンGC(米フロリダ州)◇6349ヤード・パー70>
米国女子ツアーの来季のシードをかけた最後の戦いの初日は、キャロライン・イングリス(米国)だけがホールアウトできず日没順延となった。年間ポイントランキング80位までに来季のフルシードが与えられるが、勝みなみは78位(374.030pt)、渋野日向子は81位(349.827pt)で今大会を迎えた。
勝は初日、前半を3バーディ・1ボギーの2アンダーで折り返すと、10番からの3連続を含む、後半に5アンダーを奪う猛チャージを見せ「63」。トップと1打差の7アンダー・暫定2位タイと好発進を決めた。一方の渋野は何度もピンチがありながらも、しぶとくパーパットを沈めて1つのボギーに収め、「66」のラウンド。フルシード獲得へ4アンダー・暫定17位タイの好位置につけている。
そのほかの日本勢では、すでに来季のシード権と、次週の最終戦出場を決めている西村優菜と古江彩佳が出場。西村は4バーディ・3ボギーの「69」で1アンダー・暫定62位タイ、古江は3バーディ・3ボギーのイーブンパーで暫定76位タイと出遅れた。
初日に8アンダーで暫定トップに立ったのは、9バーディ・1ボギーの「62」と爆発したブルック・ヘンダーソン(カナダ)。1打差の7アンダーで、勝と、ポイントランキング80位のエミリー・ペダーセン(デンマーク)、コ・ジンヨン(韓国)、パティ・タバタナキト(タイ)の4人が続いている。