チョコレートでニキビができる、は都市伝説?!

甘くておいしいことはもちろんのこと、近頃では健康に良い食品(高カカオチョコレートの健康効果が侮れない)が注目され、みんな大好きなチョコレート。ところでチョコレートを食べるとニキビができると聞いたことはありませんか?ここではチョコレートとニキビの関係について詳しくご紹介。

チョコレートに含まれる脂質が原因でニキビができる?
チョコレートを食べるとニキビができると述べている情報源によると、糖質に加えて豊富な脂質が含まれるチョコレートは、食べると脂質過剰となり、皮脂分泌が活発化し、果てにはニキビができると説明しています。確かに食事による脂質の取りすぎは皮脂分泌を過剰としてしまうことがあるので、こう聞くと信憑性の高い話のようにも思えます。ただ、一方で食事とニキビを関連付ける科学的根拠はないとか、チョコレートを食べてもニキビの悪化には関係がない、といった意見もあるのです。脂質の多い食品はチョコレートだけではないですし、チョコレートだけを悪者にするのもなんだか可哀想ですよね。

チョコレートを食べてもニキビはできない?
医薬品や化粧品、そして食品などの安全性を厳しく審査している政府機関、アメリカ食品医薬品局、通称FDAは、ニキビと食事を関連付ける科学的根拠はないと示しており、日本チョコレート・ココア協会、そしてアメリカ・ペンシルバニア大学においても、チョコレートを食べてもニキビの悪化には関係がないと示しているのです。上記の意見とは真っ向の反対意見となりますが何故でしょう。チョコレートを食べてもニキビはできないと述べる意見によると、そもそもチョコレートの原料カカオに含まれている脂肪分はニキビの原因となるものではないと述べています。確かにカカオに含まれる脂肪分には、皮脂分泌を過剰にするどころか、皮脂分泌を抑える効果もあることで知られています。ということはチョコレートを食べるとニキビができるというのは嘘で、チョコレートを食べてもニキビはできないというのが結論なのでしょうか?

チョコレート以前に糖分がニキビを招く?
一方でチョコレート以前に、含まれる糖分が原因でニキビができると述べている意見もあります。これも確証されるようなデータはありませんが、糖分でニキビができるというのはよく耳にする話です。

専門家の意見も真っ向から対立
チョコレートを食べるとニキビができる、チョコレートを食べてもニキビはできない、といずれも専門家が主張する意見であり、両者の意見が対立しているのでどちらが正しい、間違っているとも言い切れません。とはいえチョコレートを食べ過ぎると糖分・脂質過多となることは間違いありません。ニキビとの因果関係はつかめないものの、なにものも食べ過ぎを控えるに越したことはないでしょう。(低GIなのに美味しいチョコレート )も併せてチェックしてみてください。

writer:サプリ編集部

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