バルサの現在点は「完全な成功への道半ば」…シャビ監督、CL・決勝T進出へ「第1の宿題をクリアしよう」

 バルセロナを率いるシャビ監督が、7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第4節シャフタール戦に向けた前日会見に臨んだ。6日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント進出を目指すバルセロナ。グループH開幕節アントワープ戦で大量5得点を挙げるなど白星発進すると、その後もポルトとシャフタールを撃破して3連勝を達成。無傷の首位でグループステージを折り返し、後半戦へと突入した。

 4日のラ・リーガ第12節レアル・ソシエダ戦では、後半アディショナルタイムの決勝点で白星を得たバルセロナ。しかし大半の時間帯で主導権を握られるなど、まさに辛勝となった同試合を改めて振り返ったシャビ監督は「いつも何が起こったのかを総括している。フットボールの観点から、我々には多くのことが欠けていたよ。後半はうまく修正できたけど、ラ・レアルの方がインテンシティが高かった」と省察。続けて「もっとプレスをかけて、試合を支配しなければならない。この勝ち点3がターニングポイントと言えるように、我々は改善する必要がある」と向上心を示した。

 そのなかで迎えるCL・グループH第4節シャフタール戦。2014-15シーズンを最後に遠ざかっているビッグイヤーを目指す旅は、道半ばまで来たと語ったシャビ監督は「これまでにも、掲げた目標を達成してきた。我々は到着したシーズンに救済を施し、2年目には2つのタイトルを獲得してヨーロッパで再び偉大になるという完全な成功への道半ばに到達した。とても良い仕事をしている」としつつ、「今シーズン、このコンペティションにおける宿題に取り組み続けてきたことが重要で、(明日は)それを確認しなければならない。GS突破が第1の目標。勝ち点3を獲得してクリアしよう。第2の目標はグループ首位になることで、それも我々次第だ」と意気込みを口にしている。

 勝利すれば決勝トーナメント進出が決定する大一番は、日本時間8日の2時45分にキックオフを迎える。

externallink関連リンク

●アラウホが後半ATに決勝弾! バルサがソシエダとの上位対決制す…久保建英は再三好機を演出●好機演出で存在感示すも…ソシエダ久保の評価は?「バルサ守備陣を翻弄」「唯一良くなかったのは…」●夢はまだ覚めない…再び首位浮上のジローナ、序盤戦のペースは“ミラクル・レスター”越え!●ビジャレアルが2度目の指揮官交代を検討か…後任最有力はマルセリーノ氏、実現すれば7季ぶりの復帰に●アトレティコ、シメオネ監督との契約延長に合意? 新契約は2027年までか
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)