「核ミサイルを16発も搭載可能!」ロシア海軍の「新型原子力潜水艦」就役間近か? ミサイル発射実験に成功

太平洋地域に配備予定。

日本の近くで就役予定の原子力潜水艦

 ロシア国防省は2023年11月5日、ボレイ級原子力潜水艦の最新型で、就役間近であることが噂される「皇帝アレクサンドル3世」がカムチャッカ半島で核も搭載可能な潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)R-30「プラヴァー」発射に成功したと発表しました。

 ロシア国防省がテレグラムで公開した発射実験の映像では、夜間にR-30「プラヴァー」が撃ち上げられ、閃光を放つ様子が確認できます。ロシア国防省によると弾頭は指定された時間に目標へと到達したとのことで、「SLBM発射は実験の最終段階であり、その後、この艦を海軍が受け入れるかどうかを決定する」と、同艦の就役が間近であることを示唆しました。 ボレイ級は、2023年11月現在までに3隻が就役中、1隻が試験中で、さらに3隻が建造中とロシア国防省は発表しています。ボレイ級は、同艦用に開発されたSLBM、R-30「プラヴァー」を16発搭載することが可能です。なお、R-30「プラヴァー」は最大6発の核弾頭搭載が可能で、ロシアにとって重要な核戦力となる原子力潜水艦です。なお、就役後はロシア太平洋艦隊の所属になるとみられています。

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