2023年中の初飛行なるか? 米空軍の新型ステルス爆撃機B-21「レイダー」滑走試験をスタート

当初は2023年5月に初飛行する予定でした。

すでに米空軍には6機納入済み

 アメリカ空軍はこのたび、開発中の新型爆撃機B-21「レイダー」がタキシングテストを開始したことを明らかにしました。 B-21は、ノースロップ・グラマン社が設計したステルス戦略爆撃機で、主翼と胴体が一体化した全翼機形状をしているのが特徴です。21世紀に入ってから初めて登場した爆撃機であり、高いステルス性能以外に高度なネットワーク能力、オープンアーキテクチャも有しており、ゆえにノースロップ・グラマン社では世界初の第6世代航空機になると説明しています。

 各種試験はカリフォルニア州パームデールにあるノースロップ・グラマンとアメリカ空軍の共同施設で行われており、タキシングテストもそこで開始したとのこと。試験が順調に進めば今年(2023年)中に初飛行する計画だそうです。  すでに、アメリカ空軍には少なくとも6機が引き渡されており、地上試験には2機が供されています。なお、初飛行に成功した後、本格的な試験はエドワーズ空軍基地で行う模様です。

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