判定に不満爆発のアルテタ監督を支持…アーセナル、審判協会への声明を発表

 アーセナルは5日、ニューカッスル戦の判定を巡って声明を発表した。

 アーセナルは4日に行われたプレミアリーグ第11節でニューカッスルと対戦し、0-1で敗れ今季初黒星を喫した。物議を醸しているのは、64分にニューカッスルが先制した場面。ゴールラインを割ったかのように見えたボールをジョー・ウィロックが回収し、左サイドの深い位置からクロスを供給。ジョエリントンが相手DFガブリエウ・マガリャンイスに競り勝つと、ゴール前のアンソニー・ゴードンがこぼれ球を押し込んでネットを揺らした。

 しかし、背後からガブリエウを押したジョエリントンによるファウル、ゴードンのオフサイドの疑いもあり、VARによる長い確認作業が行われた。それでも最終的には、ボールはゴールラインを割っておらず、ジョエリントンのファウルも、ゴードンのオフサイドもなかったとして、ホームチームの得点は認められていた。

 この判定に試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「信じられない。あのゴールが認められるのは絶対的に恥ずべきことだ。多くの理由からゴールではない」と不満を爆発させていた。

 そんななか、アーセナルはクラブ公式サイトで声明を発表。「アーセナルは土曜日の夜にさらに容認できない判定とVARのミスがあったことを受けて、ミケル・アルテタ監督の試合後のコメントを心から支持する」と監督をサポートする姿勢を強調しながら、プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)に改善を促した。

「また、セント・ジェームズ・パークでの選手や遠征したサポーターの多大な努力とパフォーマンスにも敬意を表したいと思う」

「プレミアリーグというのは、最高の選手、コーチ、サポーターが揃う世界最高のリーグであり、彼らは皆、より良い評価を受けるに値している。しかし、PGMOLは早急に職務執行の基準について取り組み、過去を振り返った分析と説明を試み、謝罪から全員を前進させる行動に焦点を当てる必要がある」

「私たちはハワード・ウェブ審判協会会長の継続的な取り組みをサポートしており、リーグが要求しているワールドクラスな審判基準に到達できるように協力することを歓迎している」

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