タイガー・ウッズ設計のコース、PGAツアーデビューに出場選手の感想は?

<ワールドワイド・テクノロジー選手権 2日目◇3日◇エル・カルドナル at ディアマンテ(メキシコ)◇7452ヤード・パー72>
 
メキシコの太平洋に突き出たカリフォルニア半島の南端、美しい海に囲まれた砂漠のコースは、タイガー・ウッズ(米国)が設計したゴルフコース。自身が設計したコースで初のPGAツアー大会が開催されるとあって、タイガー自身も開幕前に会場を訪れた。
“エル・カルドナルatディアマンテ”は全長7452ヤード、パー72。初日はキャメロン・パーシー(オーストラリア)が「62」をマークしトップに立ち、平均スコアは69.530で好スコアが続出した。果たして参戦したプロたちの感想は…
 
■サヒス・ティーガラ(米国)
「タイガーの設計はフェアウェイが広い。僕はフェアウェーキープ率が最悪だから、このコースは大好きだ。そしてセカンドショットの創造力が求められるコース。ただコースは意外とアップダウンがあり、ほとんど平らなライがない。スロープを使ってピンを攻めて行くことができる。風がとても重要な要因になるが、タイガーも言っていたとおりバックナインをどう攻めるかが鍵になる。ティーショットを置く場所でグリーンを攻めるアングルが重要で、うまく攻められると大きなスコアを出すことができるだろう」。
 
■キース・ミッチェル(米国)
「タイガーは世界一のゴルファーだとみな知っているが、設計も世界一となるかはとても興味深いところ。このコースはどう攻めるか、たくさんのオプションがある。タイガーはオプションが好きなことは知っているし、グリーン上はスロープがあり、すごく選手に考えさせようとしている。安全にプレーするか、またピン位置によっては非常にタフなコースに変貌するから、大会終盤にどんな設定にするのかが非常に楽しみ」
 
■マット・クーチャー(米国)
「昨年までの開催コースと比べるとティーショットが非常に易しくなった。セカンドでどう攻めて行くかが勝負のコース。特にバックナインは非常に難しく、グリーンはからショットが出ていってしまうケースがしばしばある。がコースはあらゆるレベルの技術を試される」。
 
■ブライアン・ゲイ(米国)
「タイガーの設計はこれまで見たことがなかったからとても楽しみだった。しかしコースはPGAツアー開催のためのものではなく、特にティショットはすごく易しい。しかし、そのフェアウェイを外したら、荒れ地に入ってしまうし、グリーンにはたくさんのスロープがある。5月にここは風速20mが吹いたから、もし強風が吹けば・・・とてもおもしろい戦いになるだろ」

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