若きスターの意外な過去…ベリンガムが自身の幼少期を明かす「サッカーが好きではなかった」

 レアル・マドリードに所属しているイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、自身の幼少期について明かした。11月1日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 現在20歳のベリンガムはバーミンガムの下部組織出身で2019年8月に「16歳38日」にしてプロデビューを果たした。翌年夏にドルトムントに加入するとすぐさま中盤の主力に定着し、公式戦通算132試合の出場で24ゴール25アシストを記録。今夏には推定1億300万ユーロ(約164億円)の移籍金でレアル・マドリードに加入し、ここまで公式戦通算13試合の出場で13ゴール3アシストをマークするなど、すでにチームに欠かせぬ存在となっている。

 昨今の活躍が高く評価され、フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が選出する“若手版バロンドール”ことコパ・トロフィーの受賞者となったベリンガム。今や世界屈指のスーパースターとなったものの、意外にも幼少期はそれほどサッカーに打ち込んでいなかったようだ。同選手は現地時間10月31日に行われたバロンドール授賞式の際にインタビューに応じ、次のように自身の過去を明かしている。

「最初の頃はサッカーが好きではなかったんだ。今の僕からそれを奪うと気が狂ってしまうと言うなんて奇妙なことだ。子供の頃の僕はトレーニングに参加すると、草や花を摘むことに熱中していた。フィールドの外にいる母にヒナギクのネックレスをプレゼントしていたよ。本当にそんな感じだったんだ」

 しかし、トレーニング中に草花を摘んでいた少年はその後メキメキとサッカーの実力を伸ばしていくこととなる。ベリンガムは、トレーニング中に興じていた遊びや両親の関わり方が、結果的に自身の“サッカー熱”を育むことになったと明かしている。

「この話の最も良いところは、それらがきっかけで僕はサッカーに関わるようになったということだ。父は僕をトレーニングに連れて行き、走り回って遊びたいのであればそうすれば良いし、花を摘みに行っても良いと言ってくれた。両親は僕が行儀良く振る舞い、他の人を手助けしてる限り、何かを強要することはなかった。僕にとってフィールドは世界だったし、両親は今でもそのことを思い出させてくれるよ」

 少し意外な過去を明かしたベリンガム。今後は『サンティアゴ・ベルナベウ』というフィールドでどのような活躍を見せるのだろうか。

externallink関連リンク

●欧州5大リーグの“若手ドリブラー”ランキングが発表! 久保建英がサカらを上回る6位に●レアル、FWヴィニシウスとの契約を2027年まで延長!…契約解除金は約1600億円か●新時代到来の報せが続々! レアル・マドリード、ロドリゴとも長期の契約延長へ…解除金は約1559億円か●レアル、GKケパを完全移籍で獲得か…本人も母国スペインでのプレーを希望●未勝利&得失点差「-22」で最下位…プレミア“史上最悪”の序盤戦を過ごすシェフィールド・ U
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)