少年忍者・北川拓実、初ミュージカルへの意気込み・役柄とのギャップ語る 鈴木悠仁は観客の温かさ実感<「日劇前で逢いましょう」~昭和みたいな恋をしよう~>

【モデルプレス=2023/11/02】少年忍者の北川拓実と鈴木悠仁が2日、東京・サンシャイン劇場で行われたMUSICAL SHOW「『日劇前で逢いましょう』~昭和みたいな恋をしよう~」の取材会・ゲネプロに登場。東京公演(~11日)の初日を前に意気込みを語った。

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◆少年忍者・北川拓実&鈴木悠仁、東京公演へ意気込み

同取材会・ゲネプロには、共演の樋口日奈、モト冬樹、天童よしみも出席。北川は、東京公演の初日を前に「初ミュージカルで。皆さんが親しまれている楽曲も出てくる。稽古中からキャストの方に刺激をたくさん受けて、演出家の方には一から指導を受けた。大阪公演を経て、パワーアップした姿をお届できると思う」と笑顔。演じる役については「真面目でしっかりしたキャラクターで、僕は人見知りなので真逆のキャラクターなのですが、僕とのギャップを楽しんでいただけるとのでは」と分析し、「後半にロマンティックなシーンも出てくるので、期待していてください」と呼びかけた。

鈴木は、大阪公演について「皆さんの温かさを感じた。舞台でペンライトを振るような舞台は経験したことがなかったので、お客さんあっての舞台だなと実感した」と回顧。「稽古の段階から共演者の方に元気や色んなものをもらったので、作品中でもそれを出していけたら」と力強く語った。

最後に、再び北川は「昭和を知っている世代も、知らない世代も皆さんに愛されるような作品にしていきたい」とコメント。「皆さんも知っているような曲もたくさん出てくるので、ペンライトでたくさん盛り上げてください!昭和な恋をしましょう!(ドヤ顔)」と作品のタイトルにかけて、決めコメントを繰り出し、ガッツポーズを見せ、和やかな雰囲気に包まれ会見は幕を閉じた。

◆少年忍者・北川拓実&北川拓実出演「日劇前で逢いましょう」~昭和みたいな恋をしよう~

「日劇」は、日本のエンターテイメントを象徴する劇場として東京の有楽町にあった日本劇場の通称で、この舞台に立つことこそが一流の芸能人の証であるとされ、憧れの場所として昭和の時代を象徴する劇場だった。

本公演では、この劇場を舞台に、現代から昭和の時代にタイムスリップしたアイドル志望の3人の若者たちが、その時代を生きたエンターテナーやスターとの交流を描きながら、当時一世を風靡した数々の懐かしの歌謡曲と洋楽POPなどを歌い踊るだけでなく、ダンス、コントなども取り入れた華やかなショーとして披露。各界のエンターテナーが一堂に会することで、観客を古き良き昭和歌謡ショーの世界へと誘う。

北川、鈴木は21人という大所帯の人数編成でダイナミックなダンスや緻密なフォーメーションよって唯一無二のパフォーマンスを繰り広げる少年忍者のメンバー。それぞれが個性が光らす中で、2人は歌唱力に定評があり、グループとして楽曲を披露する際には歌唱の中核を担うことも多い。劇中では、歌謡曲や先輩の楽曲のカバーなど幅広いジャンルの楽曲が登場するが、2人の圧巻の歌声で観客を一気に「日劇」の世界観に引き込む。

会場に一歩足を踏み入れると、昭和歌謡や昭和の町並みを感じさせるBGMが心地よく流れ、開幕を待つ間もこの後始まる作品に胸が高鳴る。幕が上がると冒頭からアイドル志望の役を演じる北川、鈴木、米良まさひろが歌とダンスを披露し、生き生きとした表情の3人の輝きが眩しい。

その後も、耳馴染みのある昭和歌謡が劇中に多く登場し、随所で北川、鈴木、米良の真っ直ぐで力強い歌声が劇場に響き渡る。衣装やカラフルに照らす照明も相まって、出演者の堂々とした姿や歌声に圧倒され、楽曲によって纏う雰囲気すら変化させて見せる様子は見事なものだった。

樋口は、明るい王道のアイドルソングからしっとりしたバラードまで歌い分け、圧巻のソロ歌唱。北川とのデュエットも披露するなど、堂々した姿で雰囲気を作り上げ、魅了した。

一方でキレのあるパフォーマンスに留まらず、テンポの良い掛け合いも見どころだろう。どこか掴みどころのない独特の雰囲気を持ちつつ、ふとした一言で笑いを誘うキャラクターの北川とグループではボケ担当としていじられるキャラクターの鈴木がツッコむなど、笑いのセンスが光る場面も。共演者との見事な阿吽の呼吸で、緩急ある会話を繰り広げ、和やかな雰囲気を作り上げた。

終盤のショーでは、数々の昭和歌謡のほか現代で話題の楽曲などもを披露し、笑顔が弾ける出演者。北川、鈴木、樋口らが、圧巻のオーラで、アーティストとしての本領を発揮。観客はペンライトを振り、ステージと客席が彩り鮮やかに染まった。喧騒から少し現実逃避できる空間で酔いしれてみてはいかがだろうか。

◆「日劇前で逢いましょう」~昭和みたいな恋をしよう~あらすじ

現代。アイドルを志望し活動する、タク、ジン、まさの3人組。ライブでの失敗をジンに指摘されたまさは、苛立ちながら楽屋を飛び出していく。心配になったタクとジンは、まさを追いかけ有楽町のホームに。そこで揉みあう3人は、電車が入ってくるホームに転落してしまう。

タイムスリップ。気がついた3人は、なんと昭和時代の「日劇」楽屋口前に。学生運動が行きかうところを、劇場の中に押し込まれる。その先は、コメディアンの植本剛やスター歌手の天城泉らによる華やかな昭和歌謡ステージの真っ最中。そして、学生運動に巻き込まれ到着が遅れるアイドルに代わって、3人はステージに立つことに。それを天城泉に認められた3人は、「日劇」のステージに立つために、オーディションを受けることになるが…。古き良き昭和の時代を彩る「日劇」でのステージを彷彿する昭和の歌謡と洋楽POPSを歌い踊る。(modelpress編集部)

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