
レアル・マドリードは10月31日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとの契約延長を発表した。
新たな契約期間は2027年6月30日までの約4年間。スペイン紙『マルカ』によると、ヴィニシウスの給与額はチーム内最高水準まで引き上げられる見込みで、契約解除金は10億ユーロ(約1600億円)に設定されたという。
2000年7月12日生まれで現在23歳のヴィニシウスは母国の名門フラメンゴで頭角を表し、2018年夏にレアル・マドリードへ完全移籍で加入。徐々に出場機会を増やすと各国のスター選手が集う“白い巨人”で攻撃の中心に定着し、世界屈指のドリブラーへと成長した。ここまで公式戦通算235試合の出場で62ゴール67アシストを記録し、合計9つのタイトル獲得に貢献。背番号を「7」に変更した今シーズンもここまで公式戦10試合に出場し3ゴール3アシストをマークしている。
新契約の締結が正式発表されたヴィニシウスは、レアル・マドリードのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「とても満足しているし、僕の家族も同様だ。ここまで来るのが僕の夢だった。ここまで来るのは非常に難しかったが、ここに留まることはさらに難しい。長く留まることができるのはとても光栄なことだ。レアル・マドリードに何年も留まり、最高の選手たちとともにプレーし続けることが夢だった。そしてそれは最高のファンとサポーター、会長のためでもある」
「契約は更新された。僕と家族にとっては非常に重要な1週間だった。でも、僕たちはより多くのことを望んでいる。レアル・マドリードでより多くの試合に出場し、より多くのタイトルを獲得したい。数年以内にこのクラブのレジェンドになれることを願っている」
【公式画像】ヴィニシウスが新契約を締結!