<Stray Kids初ドームツアー最終公演詳細レポート>感動のサプライズで締めくくり バンチャンは瞳潤ませ感謝語る

【モデルプレス=2023/10/30】8人組ボーイズグループ・Stray Kids(ストレイキッズ)が29日、東京ドームにて行われた「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」をもって、4大ドームツアーを成功させた。

【写真】Stray Kids初ドーム公演 サプライズも

◆Stray Kids初ドームツアー「5-STAR Dome Tour 2023」

8月16日・17日の福岡PayPayドームを皮切りに、9月2日・3日バンテリンドーム ナゴヤ、9月9日・10日京セラドーム大阪、10月28日、29日の東京ドームまで、全8公演で開催したグループ初の4大ドームツアー「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」。今回の最終公演では、アンコールでメンバーへのサプライズも行われ、東京ドーム全体を感動の空気で包んだ。

◆Stray Kids、炎・レーザー…熱い演出で幕開け

東京ドーム周辺はアメリカンフットボールの衣装に身を包んだStray Kidsのフラッグがたくさん掲げられ、STAYは撮影するために行列を作るほど。公演の始まりは、そんなアメフトのシーンから始まり、8人がポップアップで勢いよく登場すると会場は熱い空気に包まれ「Battle Ground」から幕を開ける。炎やレーザー、LEDの映し出されたフラッグなど豪華な演出を連発しつつ、「FREEZE」「ITEM」でさらにSTAYを盛り上げると最初の挨拶へ。今回は全員で「ドラえもん」をモチーフに、“もしもボックス”を出したハン(HAN)が「俺と付き合うか?」と甘く問いかけたり、チャンビン(Changbin)はジャイアンとしてモノマネを交えつつ歌ってみせたりと、早速日本のSTAYの心をしっかり掴んだ。

フィリックス(Felix)の「I love you」を合図に「CASE 143 -Japanese ver.-」が始まると、ピンクの光に包まれた会場が揺れ「神メニュー -Japanese ver.」「ALL IN」と生バンドによる厚みのある音とSTAYのコールがマッチした空間で、止まること無く序盤パートを駆け抜けた。

◆Stray Kids、ソロ楽曲で溢れる個性と魅力

かと思えば鋭い表情を浮かべる狼をモチーフとしたVCRが流れ「WOLFGANG」、そしてナイフを加えた巧みなパフォーマンスを経た「MIROH」では、「Stray Kids!」の掛け声でメンバーとSTAYが一体感を生み出す。

そして、フィリックスから繋ぐソロ楽曲ステージでは、それぞれが今持てる魅力を最大限に表現した熱いステージを披露。フィリックスは、背中に貼られた羽のタトゥーシールが際立つ生着替えから疾走感溢れる「REV IT UP」、ハンは、まるでロックスターかのようにスタンドマイクで歌い上げる「Don‘t Say」、スンミン(Seungmin)は、一人の相手を想う気持ちを爽やかかつ甘く奏でた「PERFUME」、アイエン(I.N)は、桜をバックに優しくピアノを奏でるとともに、抜群の可愛らしさが光る振付も印象的な「Hug Me」、リノ(Lee Know)は切ないメロディーに乗せて抜群の歌唱力を際立たす「Limbo」、バンチャン(Bang Chan)は彼のエンターテイナーとしての真髄が感じられるかのようなスター性溢れる「BABY」、ヒョンジン(Hyunjin)は紫の妖艶な光に包まれながらSEXYに舞う「MIC & BRUSH」、そして最後には、チャンビンの激しいダンスとラップ、そして名前を叫ぶ歓声で会場が埋め尽くされる「命」でソロパートを走り抜けた。

それぞれのソロ楽曲の衣装のまま披露した「CIRCUS」は、各々がベクトルの異なる高いスキルを持ちながら集結したStray Kidsそのものを表しているかのようなパフォーマンス。楽曲途中にはチャンビンの要望により会場全員でスクワット、ステージで鶏胸肉を食べては「公演中に食べるアイドルはどうですか?」と呼びかけるなど予想できない展開で畳み掛け、STAYの笑いを誘っていた。

その後のMCではソロ曲のポイントを解説。ハンが話し始めようとすると笑い声を上げたリノに「なんで笑ってんの?」と聞くと、「STAYが可愛くて…」と会場中をときめかせ、アイエンが振付を再び披露するとチャンビンが「Hug Me!」と追いかけ回すなどメンバーの仲の良さが炸裂。激しい楽曲が続く中「CHILL -Japanese ver.-」では花道に散らばりファンとアイコンタクトを重ね、「SLUMP -Japanese ver.-」では8人がスタンドマイクで並び、美しい歌声を聴かせた。

◆Stray Kids、ムービングステージでSTAYの近くに

「SUPER BOARD」ではムービングステージを活用し、スタンド席のSTAYにまでしっかり接近。終盤、「MEGAVERSE」「Hall of Fame」と激しいパフォーマンスが続く中でも、最後まで情熱が伝わる気迫で、ヒョンジンはパフォーマンスに微笑む余裕さも見せつつ、本編が終了。アンコールでは学生風の衣装でそれぞれのキャラクターを至る所に身に着けた可愛らしいルックでトロッコに乗って登場。「Astronaut」「Star Lost」とぬいぐるみを投げるなどファンサービスも欠かさず、STAYとの時間を楽しんだ。

◆感動のサプライズで最終公演締めくくる

メインステージに集合した8人は、最後に感謝のコメント。流暢な日本語でそれぞれ愛に溢れる思いや、ドームツアーへの感謝を伝える中、リーダーのバンチャンは瞳を潤ませる場面もあった。そして、最後の記念撮影を行おうとした瞬間、スクリーンにはStray Kidsのこれまでの日本での軌跡を追うVTRが。コロナパンデミックで長い期間対面で会うことができなかった期間などを思い返し、放映後にファンによるスローガン「STAYの光になってくれてありがとう」と会場いっぱいに掲げられると、フィリックスは「STAYの皆さんのおかげで愛の意味を本当に知ることができました」、バンチャンは「こんなに大きな愛をいただいていいんですか?」と感動を伝えた。

最終公演ということから、Wアンコールも実施。暗転した会場に再び姿を現したメンバーたちに歓声が浴びせられる中「MIROH」で明るくクライマックスを彩る。去り際には、マイクを通さず「ありがとう!」と熱く伝え、STAYとのドームツアーを締めくくっていた。(modelpress編集部)

◆「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」10月29日公演セットリスト

1.Battle Ground
2.FREEZE
3.ITEM
4.CASE 143 -Japanese ver.-
5.神メニュー -Japanese ver.-
6.ALL IN
7.WOLFGANG
8.MIROH
9.REV IT UP (フィリックス/ソロ楽曲)
10.Don‘t Say (ハン/ソロ楽曲)
11.PERFUME (スンミン/ソロ楽曲)
12.Hug Me (アイエン/ソロ楽曲)
13.Limbo (リノ/ソロ楽曲)
14.BABY (バンチャン/ソロ楽曲)
15.MIC & BRUSH (ヒョンジン/ソロ楽曲)
16.命 (チャンピン/ソロ楽曲)
17.CIRCUS
18.TOPLINE (feat. Tiger JK)
19. S-Class
20. CHILL -Japanese ver.-
21.SLUMP -Japanese ver.-
22.SUPER BOARD
23.My Pace -Japanese ver.-
24.Question
25.Social Path (feat. LiSA)
26.MEGAVERSE
27.Hall of Fame
28.Astronaut
29.Star Lost
30.Fairytale
31.FAM
32.Haven
33.MIROH

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