本拠地のリーグ戦直近13試合でわずか1勝…チェルシー指揮官「本当に残念」

 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、ブレントフォード戦を振り返った。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第10節が28日に行われ、チェルシーはブレントフォードと対戦。前半からチャンスを作り出したものの、得点を挙げられずにいると、58分に先制点を許す展開に。さらに後半アディショナルタイムにも失点し、0-2で敗れ、公式戦5試合ぶりの黒星を喫した。

 昨シーズンから不振に陥っているチェルシーは、直近の本拠地『スタンフォード・ブリッジ』でのリーグ戦13試合で勝利を収めたのは8月に行われた昇格組のルートン・タウン戦のわずか1試合のみにとどまるなど、ホームで白星を重ねることができておらず。今シーズンは10試合終了時点で3勝3分け4敗の勝ち点「12」で暫定11位に沈んでいる。

 試合後、ポチェッティーノ監督は「本当に残念だ。試合はパフォーマンスを反映していない。パフォーマンスについてよく話し合っているが、これはファイナルサードでどれだけ冷静になれるかということだ」と落胆を口にしつつ、次のように続けた。

「ファイナルサードで1回目か2回目のチャンスで得点を許してしまったと思う。もっと冷静で強くなる必要がある。主導権を握ってチャンスを作ったと思っていたので残念だが、得点を決められなければ自信も下がってしまう」

 今シーズンのリーグ戦10試合中4試合で無得点に終わり、ゴール数は「13」にとどまっているチェルシー。現時点ではゴール期待値(xG)よりも6ゴール少ない結果になっており、50ゴールのxGを記録しながら、38ゴールにとどまったプレミアリーグワーストに終わった昨シーズンと同様に今シーズンも得点力不足に悩まされている。

 それでも、「これらのことを変えようとすることが重要だ」と語ったポチェッティーノ監督は、「これはプロセスだ。信じて進み続けるためには時間が必要だ。最も難しいことは信念を生み出すことだ」と若い選手が多い現在のチームの成長には時間が必要であることも強調した。

「時々、いいプレーをしていなくても勝てる時がある。それは本当の信念があるからだ。とても若いグループだから、他の分野のどこよりもそこの部分を改善する必要がある。メンタリティや信念をより構築していくということだ。だから、このような種類の結果となると、私たちが望んでいるようなことには少し遅れることになる」

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