18歳の大嶋港が22位で決勝Rへ 「チャンスありそうですね」と上位進出狙う

<アジアパシフィックアマチュア選手権 2日目◇27日◇ロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)◇7055ヤード・パー71>

関西高等学校3年生の大嶋港は、初日「75」とまずまずのスタートを切ると、2日目も「72」をマーク。トータル5オーバー・22位タイで決勝ラウンドへ駒を進めた。
初日終了時には「ガッツパーが多くて、もちろんバーディ逃がしのパーもありましたが全体的に苦しいゴルフでしたね。んーという感じ」と、あまり手応えのないラウンドとなってしまった大嶋。

それが2日目は「チャンスが増やせてよかったです。(スタートの)9~11番までバーディチャンスが続いてました。13番で先にバーディが来て、勢いに乗れたと思います」と、昨日と一転して好調な滑り出し。15番でもバーディを奪取し、順位を上げていった。

「ショットが安定していました。ティショットも3番ウッドが調子よくて。昨日、(JGAナショナルチームのガレス)ジョーンズコーチに相談したこともあって、アイアンの感覚がかなりよくなりました。本当に感覚なので、うまく言葉にできませんが、右のミスを嫌がって左に引っかけるミスがほとんどなくなりました」と、昨日からの短い時間で本来の調子を取り戻せたようだ。

しかし「もったいないボギーが…」と悔しそうな表情も見せた。「(17番の)ロングで3パットしてボギーでした。2番でもティショットを左に曲げてしまってダブルボギー」と、調子がよかったなかでもわずかなミスでスコアを伸ばしきれなかった。

とはいえ、ミスのあった2ホール以外は安定したゴルフを見せた大嶋。決勝ラウンドに向けていい弾みとなる2日目となった。トップが3アンダーと知ると「明日イーブン近くまで戻せたら、チャンスありそうですね」と、巻き返しを狙う。

「アンダーが出れば上位に上がれる。それくらい難しいコースだと思います。そんななかでも明日いいスコアを出せるよう頑張ります」。高校3年生の勢いあふれるプレーに期待だ。(文・杉本夏希)

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