ミランが1月のFW補強を検討中?…トップターゲットはリールの“主砲”デイヴィッドか

 ミランが、リール所属のカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドに関心を寄せているようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在23歳のデイヴィッドはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。ベルギーのヘントの下部組織出身で2018年夏にトップチーム昇格を果たすと、2020年夏にはリールへ完全移籍で加入。すぐさま前線の主軸に定着し、在籍3年目の昨シーズンはリーグ・アンで得点ランク3位の24ゴールを挙げるなど、抜群の決定力を発揮した。

 今シーズンもここまで公式戦14試合の出場で4ゴールをマークし、リールの攻撃を力強く牽引しているデイヴィッド。そんな若きストライカーに対し、ミランが熱烈な関心を寄せているという。今シーズンのスクデット奪還を目指す同クラブは、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。前線にはアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチやナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、スイス代表FWノア・オカフォー、セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチらを加えた。

 しかし、来夏で現行契約が満了となるヨヴィッチは負傷の影響もあってか適応に苦戦しており、ここまでノーゴールという結果に終わっている。また、ここまで2ゴールをマークしているオカフォーも現在は筋肉系の問題で戦線を離脱中。加えてステファノ・ピオリ監督は同選手の適正ポジションをCFではないと考えており、左右のウイング(WG)での起用を増やしたいと考えているという。こうした現状から、クラブ内部では37歳のフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの負担を不安視する声が挙がっており、1月の冬の移籍市場でのCF補強が議論されているようだ。

 報道によると、ミランは複数名をリストアップしているものの、すでにデイヴィッドを“トップターゲット”に設定している可能性が高いとのこと。同選手とリールとの現行契約は2025年6月末までとなっており、移籍金は最低でも4000万ユーロ(約63億円)程度に上るようだ。果たして、ミランは1月の移籍市場で実際に獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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