ガルナチョの絵文字投稿が問題も…GKオナナは擁護「意味は理解している」

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナが、不適切な絵文字を投稿したとして問題になっている同僚のアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョを擁護した。26日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドは24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第3節でコペンハーゲンと対戦。1-0でリードして迎えた後半アディショナルタイムにPKを与えてしまったものの、GKオナナがこれをセーブしたことで、このまま試合は終了し、今大会初白星を飾った。

 この試合後、ガルナチョは自身の公式X(旧ツイッター)でPKをセーブしたGKオナナを祝福している選手たちの画像とともにゴリラの絵文字を2つ載せて投稿した。しかし、これには差別的な意味が含まれている可能性があることから、イングランドサッカー協会(FA)は調査を開始していることが明らかになっている。

 これらの報道を受け、オナナは自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新。「僕が何に腹を立てるか、人々が選ぶことはできない。ガルナチョが何を意味したのかは完璧に理解している。パワーと力強さだ。この問題はこれ以上進めるべきではない」といかなる措置も講じるべきではないとの見解を示した。

 それでも、プレミアリーグでは過去、2019年にマンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァが、意図的ではなかったものの、同僚のフランス人DFバンジャマン・メンディに対するツイートが人種差別的であったことから、FAから1試合の出場停止と5万ポンド(約910万円)の罰金処分を受けた。

 また、2021年にはマンチェスター・ユナイテッドに所属していたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが状況によっては不快に感じられるフレーズを含む文言をSNSに投稿したことで、3試合の出場停止と10万ポンド(約1820万円)の罰金処分が科されており、オナナが擁護しているとしてもガルナチョには処分が下される可能性が浮上している。

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