CB陣に緊急事態発生のベティス、元アーセナルのソクラティス獲得へ…今季終了までの契約で合意か

 ベティスは、無所属となっている元ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスの獲得が間近に迫っているようだ。25日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今月上旬にDFマルク・バルトラがアキレス腱を負傷し、ベティスのCB陣は“エマージェンシー”に陥った。今夏にCBエドガル・ゴンザレスがアルメリアへ、CBビクトル・ルイスがエスパニョールへとそれぞれ移籍すると、欧州の移籍市場が閉幕を迎えた9月には、CB陣の主軸を担っていたルイス・フェリペがサウジアラビア行きを決断。これにより層薄となっていなかで、前述したバルトラの負傷離脱が重なる緊急事態が発生した。現状はCBヘルマン・ペッセッラとCBシャディ・リアドの2枚体制となっている。

 すでに移籍市場が閉幕しているため、緊急補強の対象は無所属の選手に限られているが、ベティスは元ギリシャ代表CBソクラティス・パパスタソプーロスに白羽の矢を立てたようだ。ブレーメンやドルトムント、アーセナルなどで活躍した35歳は、今夏にオリンピアコスとの契約が満了して無所属となっていた。なお、昨シーズンは公式戦32試合に出場している。

 そして26日にセビリアに到着し、メディカルチェックを受けるとのこと。『マルカ』によると、交渉開始後に経済面で折り合いが付かず、数日間に渡って交渉が中断したものの、最終的には両者合意に至ったという。契約期間は今シーズン終了までで、今後数時間で正式に発表される見込みのようだ。

 ベティスは今週末にラ・リーガ第11節オサスナ戦を控えているが、ソクラティスの登録は間に合うのだろうか。

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