今度は消防・防災ヘリで! スバル新型「ベル412EPX」奈良県&宮崎県からダブル受注

スバル製の新型ヘリが徐々に増殖中。

現行ベル412との互換性の高さが採用のポイント

 SUBARU(スバル)は2023年10月18日、奈良県と宮崎県から「SUBARU BELL 412EPX」を受注したと発表しました。消防防災ヘリコプターとして消火・救助・救急および情報収集活動に用いられる見込みで、納入は2025年を予定しています。

 SUBARU BELL 412EPXは、奈良県、宮崎県が現在所有するBELL 412EPと共通性があることから、既存リソースの活用などにより、スムーズな導入・移行が可能だといいます。加えて、エンジン出力が向上したことで運用範囲が拡大しているほか、積載可能重量の増加など、性能が向上していることで、さらなる輸送能力と運航効率の向上が図れるとしています。 本機の受注により、国内民間市場におけるSUBARU BELL 412EPXの受注機数は累計9機となりました。 なお、すでに警察庁や海上保安庁、国土交通省地方整備局などはSUBARU BELL 412EPXを発注済みであり、警察庁向けの機体については岩手県警で運用が始まっています。

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