プレミアの強豪2クラブがDFバストーニの動向注視?…インテルの評価額は約109億円か

 インテル所属のイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニに対し、プレミアリーグの2つの強豪が関心を寄せているようだ。24日、『ミラー』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在24歳のバストーニはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。アタランタの下部組織出身で2017年1月にトップチームへ昇格すると、同年夏にインテルへ完全移籍で加入した。その後は2度のレンタル移籍を経て、2019-20シーズンから主力に定着。シモーネ・インザーギ監督率いるチームでは主に3バックの左CBを務めており、対人守備の強さや機を見た攻撃参加で存在感を発揮している。

 今回の報道によると、チェルシーとマンチェスター・シティの2クラブがバストーニの動向を注視しているという。両クラブは以前から同選手のパフォーマンスを高く評価していたとのことで、現在も関心は継続しているという。とりわけチェルシーについては、最終ラインの主軸を担うブラジル代表DFチアゴ・シウヴァの高齢化を考慮し、その後釜としてバストーニの獲得に乗り出す可能性があると報じられている。

 しかしながら、バストーニは今夏にインテルとの契約を2028年6月末まで延長。クラブ側も若き実力派CBを重要な戦力の1人と位置付けており、評価額を6000万ポンド(約109億円)程度に設定しているようだ。チームがセリエAとチャンピオンズリーグ(CL)で好調を維持していることもあり、現時点では他クラブ移籍の可能性は低いと見られている。

 チェルシーとマンチェスター・シティが具体的な動きを見せるかは定かではないが、仮にバストーニの移籍が現実的となった場合、インテルはトリノ所属のオランダ人DFペール・スフールスの獲得に乗り出す可能性が高いとも報じられている。今後の各クラブの動向にも注目だ。

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