マンチェスター・ユナイテッドに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナが、自身のPKストップを喜んだ。24日、欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ（CL）・グループA第3節が現地時間24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはコペンハーゲンを本拠地に迎えた。スコアレスで迎えた72分、クリスティアン・エリクセンのクロスにハリー・マグワイアが頭で合わせホームチームが先制。後半アディショナルタイムにはコペンハーゲンにPKの決定機が訪れるも、GKオナナがこれを見事にセーブし、マンチェスター・ユナイテッドが1－0の完封勝利を飾った。
殊勲のPKストップで今シーズンのCL初勝利に大きく貢献したオナナ。今夏のマンチェスター・ユナイテッド加入後は不安定なパフォーマンスが続き批判に晒されていたものの、この試合では安定感あるプレーを披露。データサイト『Sofascore』による10点満点中の採点では、両チーム通じてトップとなる「8.4点」という高評価を受けている。27歳の守護神は勝利を喜びつつ、新天地で難しいスタートを切ったことを認め、さらなる改善への姿勢を強調した。
「チームにとって素晴らしい瞬間だし、僕たちにとって非常に重要な勝利だった。僕たちは悪い瞬間と悪い時期を乗り越えることができたんだ。この勝利は重要なものだし、僕たちは幸せだよ」
「他のクラブの時と同じように良い形でスタートを切ることができなかった。自分がこの場所で望んでいたようなスタートではなかったけど、それも人生だよ。今は幸せだし、それがフットボールというものだ。常にトップでいることは不可能だし、マンチェスター・ユナイテッドの一員でいるのは簡単なことではない。大きな個性が必要だし、強くならなければいけない。そして、それこそが僕がやっていることだよ」
現在はバイエルン、ガラタサライに次ぐグループ3位に甘んじているマンチェスター・ユナイテッド。決勝トーナメント進出に向けて残されたのは3試合。オナナは「もちろん突破は可能だ。僕たちはマンチェスター・ユナイテッドであり、ビッグクラブだ。勝たなければならない」と意気込みを示した。
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