CLでフル出場の冨安健洋に現地メディアは高評価「先発に相応しい」

　アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に高評価が与えられている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループB第3節が24日に行われ、アーセナルは敵地でセビージャと対戦。前半終了間際にガブリエウ・マルティネッリが先制点を挙げると、53分にはガブリエウ・ジェズスが追加点をマーク。58分に1点を奪われたものの、リードを守り切り、2－1で勝利を収め、他会場の結果を踏まえてグループの首位に浮上した。

　前試合のチェルシー戦で途中出場から好パフォーマンスを見せていた冨安は、3日に行われたCL・第2節のRCランス戦以来となる先発出場を果たし、左サイドバックとしてフル出場で勝利に貢献した。

　試合後、選手採点を発表したイギリスメディア『フットボール・ロンドン』は見出しに「冨安健洋は一流だった」と載せるなど、G・ジェズスに次いでチーム2位となる「8」を与え、「日本代表選手は敗れたRCランス戦以来の先発出場で印象的なパフォーマンスを見せた。守備は相変わらず堅実ながら、常に関連づけられているわけではない前への脅威を加えていた」と称賛した。

　また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』でも冨安はチーム2位タイとなる「8」と採点され、「ベンチから出場したチェルシー戦でいいパフォーマンスを見せたため、先発に相応しかった。非常にパフォーマンスが良く、全体的に安定しているように見えた。その場所を守り続けるべきだ」と賛辞が送られている。