ボーンマス、イラオラ監督解任の可能性が浮上?…ここまで9戦未勝利で19位に低迷

 ボーンマスがアンドニ・イラオラ監督の解任に踏み切る可能性が浮上しているようだ。23日、イギリス紙『デイリーメール』やスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 ボーンマスは今年6月、昨シーズン途中からトップチームの指揮を執り、プレミアリーグ残留に導いたギャリー・オニール前監督を突如解任。スペインでの実績豊富な40歳のイラオラ氏を新監督に迎えた。しかし、新体制で迎えた今シーズンは開幕直後から苦戦が続き、ここまで9試合を消化し3分6敗の未勝利で19位に低迷している。

 直近で行われたプレミアリーグ第9節では、前指揮官のオニール氏が率いるウルヴァーハンプトン(ウルブス)に1-2の逆転負けを喫したボーンマス。今回の報道によると、リーグ戦4連敗の憂き目に遭った同クラブ内では、イラオラ監督の進退問題が浮上しており、今シーズンのプレミアリーグにおける最初の解任劇に発展する可能性もあるようだ。なお、クラブ幹部は即座の解任は考えておらず、同監督は今週末の第10節バーンリー戦で指揮を執るものと見られている。

 スペイン北部のバスク自治州で生まれ育ったイラオラ監督は、現役時代にアスレティック・ビルバオなどで活躍。2017年1月の引退後は指導者に転身し、AEKラルナカ(キプロス)とミランデス(スペイン2部)の監督を歴任し、2020年夏にラージョ・バジェカーノの指揮官に就任した。初年度には昇格プレーオフを経てチームを3シーズンぶりのラ・リーガ復帰へ導くと、翌2021-22シーズンにはコパ・デル・レイ(国王杯)でベスト4に進出。ラ・リーガでは2年連続で12位という成績を残した。

 なお、イラオラ監督はウルブス戦後に「勝つ方法を見つけなければならない、取締役会とは話していないが、私の状況の問題ではない。この状況を最善の方法でどのように解決できるかが問題だ。私のことを気にすべきではないと確信している。サポーターはチームが試合に勝つことを気にしている」などとコメントしていたという。

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