狙い通り!? チェルシーFWムドリク、自身の本拠地初ゴールを解説「良い判断だった」

 チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが、アーセナル戦でのゴールを振り返った。22日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第9節が現地時間21日に行われ、チェルシーはホームでアーセナルと対戦。序盤から主導権を握ったホームチームは48分までに2点のリードを奪い、アーセナルに決定的なチャンスを与えず。しかし、77分に自陣でのミスから1点を返されると84分には同点ゴールを献上し、今シーズン最初の“ビッグロンドン・ダービー”は2-2のドローに終わった。

 注目を集めているのが、後半開始直にムドリクが記録したチェルシーの2点目だ。自陣左サイドでボールを奪ったコナー・ギャラガーがそのまま持ち上がり、オーバーラップしてきたムドリクへパス。『10番』を背負う22歳が左足でキックを放つと、柔らかいボールはアーセナルのGKダビド・ラヤの頭上を超えてそのまま右サイドネットへ吸い込まれた。

 本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で初めてネットを揺らしたムドリクだが、この意外な形でのゴールは偶然もたらされたわけではなかったようだ。ウクライナ代表の快足ウイングは、試合後に自身のゴールについて次のように語っている。

「あれはクロスとシュートの中間だったんだ。僕たちのGKコーチが試合前に『相手のGKをよく見ておくように』と言ってくれた。時々彼(ラヤ)は読みでゴールを空けることがあり、僕がその瞬間を狙うことができるからね。分かっていたことだし、頭の中に留めておいたんだ。クロスとシュートの間の何かを何かを狙ったんだけど、良い判断だったと思っているよ」

 また、ホームでの初ゴールについては「ファンとともに、とりわけアーセナル戦でこの瞬間を共有できたのは素晴らしいことだ。僕にとって特別な瞬間だったし、彼らのサポートに本当に感謝しているよ」とコメント。そのうえで「『スタンフォード・ブリッジ』で得点することは僕にとって大きな意味がある。彼らとその瞬間を共有できるし、特別なことだ。もっとこの瞬間を増やしていきたいと思っている」とさらなる得点量産への意欲を示した。

【動画】ムドリクの本拠地初ゴール

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