ユヴェントス、MFベルナルデスキの復帰を画策か…短期レンタルでの獲得を希望?

 ユヴェントスが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントFCに所属するイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキの獲得を検討しているようだ。19日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在29歳のベルナルデスキはフィオレンティーナの下部組織出身で、2013年夏にトップチームへ昇格。途中レンタル移籍を挟みつつ中盤の主軸として活躍すると、2017年夏にユヴェントスへ完全移籍で加入した。同クラブでは公式戦通算183試合の出場で12ゴール24アシストをマークし、セリエA3連覇を含む合計7つのタイトルを獲得。しかし、次第に序列が低下すると、2021-22シーズン限りで約5年間を過ごしたユヴェントスを退団した。

 現在はMLSのトロントFCで活躍しているベルナルデスキだが、ユヴェントス復帰の可能性が浮上しているようだ。ユヴェントスを巡っては、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング規定違反の疑いで長期の出場停止処分を科されることが濃厚に。また、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリは賭博違反で7カ月の出場停止処分が確定している。中盤の戦力が手薄となったことを受け、1月の移籍市場での補強を検討しており、ベルナルデスキの名前もリストに含まれているようだ。

 今回の報道によると、ユヴェントスは既に獲得に向けた動きを本格化させており、現地時間18日水曜日にはベルナルデスキの代理人を務めるベッペ・ボッツォ氏との2度目の会談を行なったようだ。なお、ユヴェントスは来年6月末までの短期レンタルでの獲得を希望しているとのこと。トッテナム所属のデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクやウディネーゼ所属のセルビア代表MFラザール・サマルジッチに対する関心も報じられているが、ベルナルデスキについても動向を注視し続けていくものと見られている。

 昨夏にセリエAを離れ、MLSに活躍の場を移したベルナルデスキ。果たして約1年半ぶりにユヴェントスへ復帰することになるのだろうか。

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