
ラス・パルマスは17日、ガルシア・ピミエンタ監督と2025年6月30日まで契約を延長したことを発表した。
1974年8月3日生まれのピミエンタ氏は現在49歳。選手キャリアの創成期を築いたのも、指導者キャリアの創成期を築いたのもバルセロナという生粋の“ラ・マシアっ子”は、2018年から3年間率いたバルセロナBを経て、2022年1月にラス・パルマスの監督に就任。ここまで73試合で指揮し32勝26分15敗で、昨シーズンは同クラブを6年ぶりとなるラ・リーガ昇格に導いた。
第9節終了時点で3勝2分4敗の10位につけるラス・パルマスの最大の魅力は、リズミカルなパスサッカーだ。同クラブが本拠を構えるグラン・カナリア島はファンタジスタタイプを多く輩出してきている。テクニシャンが育ちやすい風土に、ピミエンタ監督が植え付けるバルセロナ仕込みのスタイルで1部リーグ残留を目指す。
【写真】ラス・パルマスがピミエンタ監督と契約延長