フェースの裏がデコボコしてる!? ZOZO会場にスケルトンな“AI”パターが登場

<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇18日◇習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>
 
女子ツアーの「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」と時を同じくして「ZOZOチャンピオンシップ」の練習グリーンにオデッセイの新作らしきモデルが並んでいた。よく見るとヘッドには透明な窓がついていて、フェース裏がデコボコしている。
インサートが入ったモデルの刻印は『Ai-ONE』、削り出しのノンインサートのモデルの刻印は『Ai-ONE MILLED』となっている。『Ai-ONE』は5種類があり、ブレード型の『#1』と幅広の『DOUBLE WIDE』はバックフェースにスケルトンの窓が、マレット型の『ROSSIE』、ツノ型でクランクネックの『#7CH』、ツノ型でショートスラントの『#7S』はソールに同じような窓が付いている。しかし、『Ai-ONE MILLED』にはその窓がない。
 
キャロウェイがAIフェースのテクノロジーを使ったドライバー『エピックフラッシュ』を発表したのが2019年。不規則にも見えるデコボコなフェースの厚みが、ミスヒットの強さやスピンの安定性を実現した。このパターについては、ツアー担当には箝口令が敷かれており、詳しい話はわからないが、AIフェースを採用したとみて間違いなさそうだ。

このパターに興味を示したのは、第1回大会から5回連続のZOZO出場となる今平周吾。『Ai-ONE #7CH』を中尺化し、手元側に重量を配した今平仕様で、火曜日に練習ラウンドを行った。
 
「芯は多分広いと思います」とやさしさを実感。また、溝が入った白いフェースインサートはオデッセイの人気シリーズ『ホワイトホット』とは別物のようで、「打感はホワイトホットより少し硬くて、イメージとタッチは合います。溝自体は感じないけど、転がりはいい」と、今週のグリーンで好感触を得ている。「投入するかも」と試合で使うことも示唆した。
 
日本国内では初めてお披露目となった未発表パターだが、9月の欧州ツアー「BMW・PGA選手権」では、世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)が『Ai-ONE ロッシー』を投入し、いきなり4位に入った。その後、「ライダーカップ」でも使用して、2勝2分けの成績で欧州選抜の勝利に貢献している。ZOZOで使用した選手が大活躍して発売となれば、一気に人気が出るかもしれない。

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