U22日本代表がU22アメリカ代表に4失点完敗…MF松木玖生のゴールで一時同点も

 国際親善試合が18日に行われ、U-22日本代表がU-22アメリカ代表と対戦した。

 10月のアメリカ遠征に臨んでいるU-22日本代表は14日にU-22メキシコ代表と対戦すると、FW細谷真大の2ゴールなど大量4得点を挙げ、4-1で大勝している。迎えた同遠征2戦目となるU-22アメリカ戦では、MF山本理仁やMF松木玖生、FW細谷真大らが先発出場。また、U-22メキシコ戦からスタメンを5名変更し、GK佐々木雅士やDFチェイス・アンリらがスタートの11人に入った。

 試合は開始5分、U-22アメリカ代表のゴールで早くも均衡が崩れる。相手DFの背後のスペースに抜け出したMFパクステン・アロンソがゴール前にグランダーのパスを供給すると、走り込んできたMFヨハン・ゴメスが先制点を挙げた。その後もU-22アメリカ代表が主導権を握る展開が続くが、徐々にU-22日本代表にも相手ゴールを脅かすシーンが増えてくる。18分にFW山田楓喜が、20分にMF三戸舜介が、22分にはFW細谷真大にチャンスが訪れるも決めきれなかった。

 迎えた35分、U-22日本代表が試合を振り出しに戻した。右コーナーキックのチャンスから、DFチェイス・アンリがヘディングシュートを放つも相手DFにブロックされてしまう。それでも、こぼれ球にいち早く反応したMF松木玖生が押し込んだ。

 このまま1-1で前半終了かと思われたが、45分にU-22アメリカ代表が再び一歩前に出る。相手ペナルティエリア内に侵入すると、最後はMFパクステン・アロンソがゴールネットを揺らす。“スター・アンド・ストライプス”の若き10番が1得点1アシストの活躍を見せ、U-22アメリカ代表が1点のリードで前半を折り返した。

 後半の立ち上がりはU-22日本代表が攻勢に出ると、FW細谷真大のシュートがクロスバーを強襲するシーンも。そのなかで次の1点を生んだのは、U-22アメリカ代表だった。右サイドでボールを受けたDFブライアン・レイノルズが鋭い縦パスを送ると、MFエイダン・モリスがワントラップから右足を振り抜く。相手GKの手を弾いて、ゴールネットを揺らした。さらに73分、U-22アメリカ代表はセットプレーからFWダンカン・マクガイアが4点目を決める。

 試合はこのまま1-4でタイムアップ。来年4月に行われるU-23アジアカップ及びパリオリンピックに向けたアメリカ遠征を1勝1敗で終え、U-22日本代表は帰国の途につくことになった。

【スコア】
U-22日本代表 1-4 U-22アメリカ代表

【得点者】
0-1 5分 ヨハン・ゴメス(U-22アメリカ代表)
1-1 35分 松木玖生(U-22日本代表)
1-2 45分 パクステン・アロンソ(U-22アメリカ代表)
1-3 57分 エイダン・モリス(U-22アメリカ代表)
1-4 73分 ダンカン・マクガイア(U-22アメリカ代表)

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