
ベティスは17日、元U-21スペイン代表MFロドリと2028年6月末まで契約を延長した。
2000年5月16日生まれのロドリは現在23歳。スペイン西部のエストレマドゥーラ州出身で、後にホアキン・サンチェスの後継者と謳われる同選手は、2017年にベティスのカンテラに入団した。その後は順調に昇格を繰り返すと、2020年11月にトップチームデビュー。昨シーズンは公式戦39試合に出場し2得点7アシストを記録している。
ベティスとの契約延長に伴い、クラブ公式サイトのインタビューに応じたロドリは「このクラブと更新し、成長し続けることができるのがとても嬉しい。ベティスこそが自分の家だと感じている。僕がいつも求めていた安定を与えてくれたクラブだからね」と胸中を明かした。
またロドリは、今シーズンから背負う『17』にも言及。昨シーズン限りで現役を引退した“クラブの象徴”ホアキン・サンチェスから受け継いだ『17』について、「もちろん責任は伴うが、それは健全なことだ。いつもやってきたことを、自分ができることをするように心がけている。期待を裏切らないように、ベストを尽くすための挑戦だよ」と決意を語っている。
ホアキンと同じくベティスのカンテラ出身で、同じく2列目を主戦場とするロドリ(ホアキンに比べてより中央でのプレー機会も)。ベティスの“新たな象徴”へと名乗りをあげるシーズンとなるのだろうか。
【写真】ベティスがロドリと契約延長