カペッロ氏、レアルの監督時代を回想…“怪物”ロナウド氏とカッサーノ氏を痛烈に批判

 かつて2度に渡りレアル・マドリードの指揮官を務めたファビオ・カペッロ氏が、同クラブの監督時代を振り返った。17日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在77歳のカペッロ氏は、現役時代にローマやユヴェントスでプレー。その後、過去に選手として在籍していたミランで指揮官デビューを果たすと、レアル・マドリードやユヴェントスなどの監督を歴任し、イングランドとロシアの代表監督としても指導。2018年に中国・江蘇蘇寧(現江蘇足球)の監督を退任して以降は、フリーの状況が続いている。

 カペッロ氏は、レアル・マドリード“2期目”の2006-2007シーズンを回想。「ある日、ファン・ニステルローイがやって来て、『監督、ここのロッカールームはアルコールの匂いがするんだ』と言ってきたが、それは本当だった」と元オランダ代表ストライカーとのやり取りを明かし、当時の様子を振り返っている。

 また、同クラブでプレーしていた複数の選手について言及。元ブラジル代表FWロナウド氏については、「ある日、(当時のミランの会長であった)ベルルスコーニから電話が来て、ロナウドを獲得するというプランについてアドバイスを求めてきた」と述べると、「私は彼に、『ロナウドはパーティー好きで、女性に囲まれることしか考えていない』と伝え、獲得はしないように忠告した。ベルルスコーニは私に『分かった。ありがとう、ファビオ』と言ったのに、その翌日にミランはロナウドと契約した。私の言うことを聞かなかったんだ」とコメントした。

 続けて、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏についても、「手に負えなくなった」と批判。「カッサーノは各試合前にフライドポテトを注文していたが、これは容認できないものだった」と苦言を呈し、「私は彼よりもシェフに腹を立てていた」と周囲にも不満を持っていたと告白している。

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