モウリーニョ監督、今季限りでローマ指揮官を退任か…契約延長交渉は存在せず

 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、今季限りでローマ指揮官を退任する可能性があるようだ。17日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

 これまでポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどで指揮を執り、数々のタイトルを手にしたモウリーニョ監督は、2021年夏にローマの指揮官に就任。初年度となった一昨シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグを制覇し、昨シーズンはヨーロッパリーグ決勝進出を果たした。しかし迎えた今シーズン、ヨーロッパリーグでは連勝スタートを飾っているものの、ここまでセリエAでは8試合を終えて未だ3勝にとどまっており、勝ち点「11」(3勝2分3敗)の10位と低迷している。

 そんななか、今回の報道によると、モウリーニョ監督は今季限りでローマを離れる可能性があるようだ。モウリーニョ監督とローマの現行契約は今季が契約最終年となっており、このままであれば、契約満了によって袖を分かつことになる。しかし、モウリーニョ監督とクラブの間で未だ契約延長交渉は行われていない模様。加えて、ローマの会長を務めるダン・フリードキン氏はすでに後任探しに着手しており、新たな監督にチームを任せたいと考えているようだ。

 果たして、モウリーニョ監督は今季限りでローマを離れることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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