「赤ちゃんが乗っています」ステッカーの“効果”とは? そもそも何のため? 貼ってる人は意外と多い!

前方の車両のバックドアやリアガラスなどに「赤ちゃんが乗っています」と表記されたマークが貼られているときがあります。あのマークは子どもが大きくなってもそのまま貼っていてよいのでしょうか。そもそもどんな効果があるのでしょうか。

貼ることに関しては規制はないが…

 クルマのバックドアやリアガラスなどに「赤ちゃんが乗っています」「子どもが乗っています」または英語「Baby In Car」と表記されたマークが貼られているのを見かけることがあります。このマークですが、子どもが大きくなってから、あるいは赤ちゃんを乗せていない場合でも、問題はないのでしょうか。

 結論からいえば、これは任意で貼るカー用品なので、子どもが大きくなっても、別にはがす義務はありません。実際、子どもを乗せた運転が不安という親御さんが、子どもが大きくなっても慣れるまで貼っておくケースなどもあるようです。運転中、子どもに気を取られるうちは、貼っておいた方がいいとアドバイスしているサイトもあります。 このマークが誕生したのは1984年のこと。メリカのベビー用品メーカーSafety 1st社が、世界で初めて「BABY ON BOARD!(赤ちゃんが乗っています!)」というマークを発売しました。考案者は、周りのドライバーに注意をうながし、子どもの安全に対する意識高めようという目的のために作ったとしています。 2023年4月7日にソニー損害保険が調査した結果によると、「マイカーに“赤ちゃんが乗ってます(BABY IN CAR)”のステッカーを貼っている」という質問に対し、回答者1000名のうち59.8%が貼っていると答えたそうです。 実際このステッカーを貼っていると、周りに気を使ってもらえるとの声もあるほか、万が一のために子どもが乗っているのを知らせたい、というお守り的な意識で貼っている人などもいるようです。一方で、貼っていることを不快に思い、逆に煽ってくるドライバーもいることがSNSなどから伺えます。 ちなみに、こうしたステッカーやマグネット、吸盤を貼る位置に関しては国土交通省の道路運送車両の保安基準で定められています。フロントガラスや運転席・助手席のサイドウィンドウ、など、安全運転するために不可欠な場所には貼ってはいけません。

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