バイエルン、20歳のドイツ代表MFヴィルツ獲得を検討か…バルサも動向を注視?

 レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。15日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 2003年5月3日生まれで現在20歳のヴィルツは、中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。2020年1月にケルンの下部組織からレヴァークーゼンのU-19へ加入し、同年夏にトップチーム昇格を果たした。今シーズンはシャビ・アロンソ監督率いるチームの中心選手として活躍しており、ここまで公式戦10試合に出場し3ゴール4アシストをマーク。2021年9月にデビューを飾ったドイツ代表では、ここまで国際Aマッチ通算11試合に出場している。

 ユリアン・ナーゲルスマン監督率いる“新生ドイツ代表”にも名を連ね、アメリカ代表との初陣では「10番」を背負ったヴィルツ。この度『ビルト』が報じたところによると、バイエルンがそんな若き司令塔の獲得を検討しているという。ブンデスリーガ11連覇中の“絶対王者”はヴィルツをスカッドに加えることで、同じく20歳のドイツ代表MFジャマル・ムシアラとの“強力若手コンビ”を形成し、今後10年間の中盤の主軸に据えたいと考えているようだ。

 また、『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナも将来的な中盤のターゲットとしてヴィルツの動向を注視しているという。同選手はレヴァークーゼンとの現行契約を2027年6月末まで残しており、現時点で契約解除金は設定されていないとのこと。しかし、獲得に向けては1億ユーロ(約157億円)以上の移籍金が必要になる可能性が高く、依然として財政問題を抱えているバルセロナにとってこの金額の支払いは困難だと報じられている。
 
 所属クラブと代表チーム双方でますます存在感を放っているヴィルツ。今回名前が挙がったバイエルンとバルセロナ以外にも、プレミアリーグの強豪からの関心も噂されており、今後の動向には大きな注目が集まる。

externallink関連リンク

●リヴァプール、サラーの後釜はバイエルンの“10番”サネ?…クラブ史上最高額を準備か●バルサ、“神童”ヴィトール・ロッキが1月に前倒し加入か…代理人が示唆「すべて合意している」●ウーデゴーア、レアルでの日々を回想「素晴らしい経験だった」…アーセナル加入は「最善の決断」●シャビ・アロンソ監督、現行契約に“特別条項”が付随か…来夏にレヴァークーゼン退団の可能性も?●久保建英が回想するラ・リーガでの冒険…ソシエダは「自分の証明の場を与えてくれた」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)